関節式機関車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/13 12:33 UTC 版)
関節式機関車(かんせつしききかんしゃ、英語: Articulated locomotive)は、通常主台枠に対して相対的に動くことのできる1台以上の動力台車を持つ蒸気機関車のことを意味する。固定軸距の長い鉄道車両が曲線を通過しにくくなる問題を解決するために用いられた。関節式機関車は一般的に、森林鉄道、産業用鉄道、山岳鉄道などの急曲線のある路線で用いられたが、標準的な曲線のある鉄道において非常に大きな機関車を走らせるためにも用いられた。
- ^ 実際に製造されたソ連で一番大きかった蒸気機関車はガーラット式のYa-01形(Я-01イギリス製)、自国製造に限ると単式マレー2-8-8-4のP-38型(П38)の218.3tが最大。((ロス2007)p.230「P-31 2-8-8-4(1DD2)」
- ^ a b (ロス2007)p.36「フェアリー 0-4-4-0(BB)」
- ^ a b c d (国鉄1958上)p.285-286
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- ^ (齋藤2018)p.75・77
- ^ James Spooner II 2021年8月13日閲覧
- 1 関節式機関車とは
- 2 関節式機関車の概要
- 3 電気機関車・ディーゼル機関車
関節式機関車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/06 22:30 UTC 版)
関節式機関車には途中に関節部分があり、その関節の前後にそれぞれ駆動輪がある。この場合、間に「+」を入れて表記する。例えばガーラット式機関車の一つ「double Pacific」の車軸は「<ooOOOo oOOOoo」のようになっているので「4-6-2+2-6-4」という表現となる。 マレー式機関車のように2つの走行装置の間に補助輪が無い場合には、そのまま「-」で繋ぐ。例えばユニオン・パシフィック鉄道4000形蒸気機関車の車軸は「<ooOOOO OOOOoo」のようになっているので「4-8-8-4」となる。
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