ぎんれん‐カード【銀×聯カード】
銀聯(ぎんれん)カード
年の瀬を迎え、街では年末・年始商戦がたけなわ―。小売業界にとっては一番の書き入れ時ですが、今年は米国金融危機に端を発した景気失速による個人消費の落ち込みが、熱い商戦に影を落としています。デパートやスーパー、ショッピングセンターなど小売り各社は、消費者に財布のひもを緩めてもらおうと、あの手この手を尽くしています。
そんな中、(最近減速気味とはいえ)経済成長の続く中国からの観光客・ビジネス客を店に呼び込もうという動きが活発になっています。ここへきて中国のキャッシュカードカード「銀聯(ぎんれん)カード」で買い物ができる店舗が急速に増えています。銀聯カードは、中国で累計16億枚以上も発行されている国民的カード。中国では国外に持ち出せる現金は5000ドル相当額なので、旅行や仕事で海外に出る中国人には重宝されているそうです。
日本政府観光局(JNTO)によると、日本を訪れた中国人は07年94万人(過去最高)、今年も10月までの累計で87万3800人(前年同期比6.6%増)と急増しています。今年3月に家族旅行者への観光ビザ発給が緩和されたことから、今後も訪日中国人の数は増え続けるとみられます。ある家電量販店の話しでは、1回当たりの平均購入金額は日本人の5倍とのことで、中国人観光客には小売業界から熱い視線が注がれています。
三井住友カードは05年12月、銀聯カードを運営する「中国銀聯」と提携し日本国内での店舗開拓に努めてきました。現在、銀聯カードが使える店舗は1万店を超えています。ヤマダ電機、ヨドバシカメラなどの家電量販店、三越、高島屋、伊勢丹などのデパート、ららぽーと東京ベイ、東京ミッドタウンなどのショッピングセンターなど、利用できる店舗は増え続けています。
三井住友カードは07年12月、中国渡航者向けに「銀聯ブランド」クレジットカードの発行を始めました。中国の100万を超える店舗で利用できるほか、国内の取り扱い店舗でも使えるとのこと。今後は、日本人の間でも「銀聯カード」を持つ人が増えそうです。
(掲載日:2008/12/22)
そんな中、(最近減速気味とはいえ)経済成長の続く中国からの観光客・ビジネス客を店に呼び込もうという動きが活発になっています。ここへきて中国のキャッシュカードカード「銀聯(ぎんれん)カード」で買い物ができる店舗が急速に増えています。銀聯カードは、中国で累計16億枚以上も発行されている国民的カード。中国では国外に持ち出せる現金は5000ドル相当額なので、旅行や仕事で海外に出る中国人には重宝されているそうです。
日本政府観光局(JNTO)によると、日本を訪れた中国人は07年94万人(過去最高)、今年も10月までの累計で87万3800人(前年同期比6.6%増)と急増しています。今年3月に家族旅行者への観光ビザ発給が緩和されたことから、今後も訪日中国人の数は増え続けるとみられます。ある家電量販店の話しでは、1回当たりの平均購入金額は日本人の5倍とのことで、中国人観光客には小売業界から熱い視線が注がれています。
三井住友カードは05年12月、銀聯カードを運営する「中国銀聯」と提携し日本国内での店舗開拓に努めてきました。現在、銀聯カードが使える店舗は1万店を超えています。ヤマダ電機、ヨドバシカメラなどの家電量販店、三越、高島屋、伊勢丹などのデパート、ららぽーと東京ベイ、東京ミッドタウンなどのショッピングセンターなど、利用できる店舗は増え続けています。
三井住友カードは07年12月、中国渡航者向けに「銀聯ブランド」クレジットカードの発行を始めました。中国の100万を超える店舗で利用できるほか、国内の取り扱い店舗でも使えるとのこと。今後は、日本人の間でも「銀聯カード」を持つ人が増えそうです。
(掲載日:2008/12/22)
中国銀聯
(銀聯カード から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/06 18:51 UTC 版)
中国銀聯(ちゅうごくぎんれん)は、中華人民共和国の居住者をコアターゲットに世界的な電子決済システムを提供している同国の会社である。上海市に本社を置く。
- ^ 中国银联概况 http://corporate.unionpay.com/infoComIntro/infoCompanyIntroduce/file_3945122.html
- ^ “銀聯カードの決済額、初めてVisaを超える” (2015年6月25日). 2017年10月20日閲覧。
- ^ 中国におけるキャッシュレス化の現状 - 中国銀聯
- ^ 「銀行カード産業発展報告」発表 銀聯カード66億枚 - 「人民網日本語版」2018年5月23日
- ^ 土居倫之 (2015年9月30日). “銀聯、国外での現金引き出し制限強化”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社) 2017年5月25日閲覧。
- ^ UnionPay Mobile QuickPass - UnionPay
- ^ UnionPay QR Code - UnionPay
- ^ Chinese Visa Application Express Service - UnionPay
- ^ “上海在住の日本人向け「元」決済のクレジットカード「長城-SAIS◎Nクレジットカード」発行” (PDF). 2010年5月16日閲覧。
- ^ “国際銀聯が2015 MAMAの独占スポンサー カードホルダーにチケット事前購入の特典”. CNET Japan (2015年11月5日). 2017年10月25日閲覧。
[続きの解説]
「中国銀聯」の続きの解説一覧
- 1 中国銀聯とは
- 2 中国銀聯の概要
- 3 概要
- 4 カード発行メンバー
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