量の次元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/16 16:04 UTC 版)
量の次元(りょうのじげん、英: dimension of a quantity)とは、ある量体系に含まれる量とその量体系の基本量との関係を、基本量と対応する因数の冪乗の積として示す表現である[1][2][3]。 ISOやJISなどの規格では量 Q の次元を dim Q で表記することが規定されている[1][2]が、しばしば角括弧で括って [Q] で表記される[4][注 1]。 なお、次元は単位と混同が多い概念であるが[4]、量体系に対して定まる概念であり、単位系の選び方には依らない。
注釈
- ^ ISOやJISなどにおいては、角括弧を用いた [Q] は単位を表す記号として用いられている。なお、参考文献 "Systems Of Electrical Units" では、角括弧 [Q] を次元の記号に、山括弧 ⟨Q⟩ を単位の記号に用いて区別している。
- ^ ISQでSIを用いる必要はないが参考として記載する。
出典
- ^ a b VIM(3rd ed.) 1.7
- ^ a b c JIS Z8000-1:2014 量及び単位-第1部:一般
- ^ a b c JIS Z8103:2000 計測用語
- ^ a b "Systems Of Electrical Units"
- ^ VIM(3rd ed.) 1.8
- ^ a b c 『国際単位系 第8版』、pp.15–16、1.3 量の次元。
- ^ VIM(3rd ed.) 1.4
- ^ 『国際単位系 第8版』、p.13、1.1 量と単位。
- 1 量の次元とは
- 2 量の次元の概要
- 3 基本量
- 4 空間次元との関係
- 5 外部リンク
量の次元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/19 15:15 UTC 版)
ある量体系に含まれる量の次元とは、その体系において独立な基本量の冪乗として表したものである。特に、国際量体系(ISQ)に基づく場合は、独立な基本量として7つの物理量が定められている。 詳細は「量の次元」を参照
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量の次元
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 04:54 UTC 版)
基本量の次元の記号には、サンセリフ立体を用いる。 表 SIで使われている基本量と次元基本量量に関する代表的な記号次元の記号時間 t T 長さ l, x, r など L 質量 m M 電流 I, i I 熱力学温度 T Θ 物質量 n N 光度 Iv J
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