迷走する経営、事業の縮小
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 05:32 UTC 版)
「T-ZONE」の記事における「迷走する経営、事業の縮小」の解説
2002年、親会社CSKが創業者の大川功名誉会長(兼セガ代表取締役会長兼社長、等々)の死去に伴い方針転換し、肥大したグループ企業群の整理に着手。投資ファンドである株式会社ヴィーナス・ファンド・ホールディングスが、CSK・エレクトロニクスに対して公開買付(TOB)を実施し、取得株式82.76%で子会社化(事実上の会社譲渡)され、社名を株式会社ティー・ゾーンに再変更した。以降、名義上の株主が転々とし、ティー・ゾーンは実業色を薄めて投資用持株会社の性格を帯びるようになった。 これと前後して、不採算店舗の撤退を開始。同年2月8日に秋葉原本店をリニューアルしたものの、5月31日には「T-ZONE AKIBA PLACE」へ移転縮小。しかしここも黒字化できぬまま、翌2003年2月に店舗を3分の1に再縮小した末、4月20日に突如閉店。結局、元の「T-ZONE ADO」の業務形態に近い「T-ZONE DIYショップ」だけが残った。 2003年8月には会社分割を実施し、株式会社ティー・ゾーンは株式会社T・ZONEホールディングスになり持ち株会社化。パソコンパーツ関連部門は新設子会社の株式会社T・ZONE DIYに移管された。 更に2004年10月、株式会社T・ZONE DIYは同じT・ZONEホールディングス傘下のソフトウェア会社である株式会社ストラテジィと合併し、株式会社T・ZONEストラテジィに改編された。
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