超対称性理論の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 15:15 UTC 版)
超対称性理論であるゲージ理論は、左巻き(カイラル)および右巻き(反カイラル)のスカラー超多重項(スカラー粒子、フェルミ粒子、補助場)とゲージ変換を担うベクトル超多重項(補助場、フェルミ粒子、ゲージ粒子)によって記述される。スカラー超多重項は例えばスエレクトロン-L、電子の左巻き成分、補助場であり、ベクトル超多重項は例えば補助場、フォティーノ、光子である。中性ゲージ場は実数で表され、粒子と反粒子が同一となるため、中性ゲージ場の属するベクトル超多重項に属している超対称性パートナーはマヨラナ粒子となる。例えば、フォティーノやズィーノといったニュートラリーノはマヨラナ粒子である。
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