素粒子事典 |
ニュートラリーノ
| 記号 | 電荷 | 質量 | スピン | パリティ | 寿命 | 分類 |
| χ~0 | 0 | 不明 | 1/2 | 不明 | SUSY粒子 |
未発見。中性のゲージボソンまたは中性のヒッグズ粒子の相棒に当たるSUSY粒子。 またはそれらの混合した状態。フォティーノもニュートラリーノの一種である。 ゲージボソンやヒッグズ粒子の種類数に対応して数種類存在すると考えられる。
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ニュートラリーノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/09/28 08:13 UTC 版)
ニュートラリーノ (neutralino) は、超対称性理論によって存在が予想されているマヨラナ粒子。予測される質量は陽子の質量の30~5000倍。
超対称性理論は全てのフェルミ粒子にはボース粒子の超対称パートナーが、また全てのボース粒子にはフェルミ粒子の超対称パートナーが存在するはずだとしている。電荷を持たないボース粒子の超対称パートナーである、ジィーノ(Z粒子のパートナー)、フォティーノ(光子のパートナー)、中性ヒグシーノ(中性ヒッグス粒子のパートナー)は同じ量子数を持つので混合状態を作り、これがニュートラリーノと呼ばれるフェルミ粒子である。一方、電荷をもつボース粒子のパートナーはチャージーノと呼ばれるフェルミ粒子を作る。 ニュートラリーノは事実上目に見えないが、弱い相互作用と重力相互作用にのみ関わっている。また、最も軽いニュートラリーノは安定であると考えられる。 なお、超対称性が自然界で実現しているならば素粒子の数は標準モデルにおける各素粒子に対応する超対称粒子の存在によって倍加するはずであるが、現在のところ超対称粒子はひとつも実験的に発見されていない。 検討中のWIMPでは、最も軽い電気的に中性な超対称性粒子であるニュートラリーノが冷たい暗黒物質の最有力候補と言われている。
ニュートラリーノの詳細な性質は、主な構成成分が何か(ジィーノ、フォティーノ、中性ヒッグシーノのどれか)に依存する。
関連した本
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