マヨラナ粒子とは? わかりやすく解説

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マヨラナ‐りゅうし〔‐リフシ〕【マヨラナ粒子】

読み方:まよらなりゅうし

電荷もたない中性スピン1/2粒子のうち、反粒子自身と同じもの。1937年イタリアのE=マヨラナ考案したが、実験的にはまだその存在確認されていない。現在、岐阜県神岡鉱山跡にある実験装置KamLAND(カムランド)において、ニュートリノがマヨラナ粒子であるかどうかについての検証進められている。マジョラナ粒子

[補説] トポロジカル超伝導体など、特定の超伝導体磁性体における、準粒子としてマヨラナ粒子と見なせる量子現象については、観測例がある。


マヨラナ粒子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/26 14:02 UTC 版)

マヨラナ粒子(マヨラナりゅうし、: Majorana particle)とは、粒子と反粒子が同一の中性フェルミ粒子の呼び名で、1937年エットーレ・マヨラナが理論によって存在を予言した[1][2]マヨラナフェルミオンともいう。フェルミオン素粒子のうちでニュートリノ以外はすべてディラック粒子と考えられているが、ニュートリノがディラックフェルミオン英語版なのかマヨラナフェルミオンなのかは決着していない。




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