超低床電車
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超低床電車(ちょうていしょうでんしゃ)は、客室床面の高さが極めて低い電車のことである。主に路面電車に使用される。
- 1 超低床電車とは
- 2 超低床電車の概要
超低床路面電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/22 07:23 UTC 版)
「車体装架カルダン駆動方式」の記事における「超低床路面電車」の解説
超低床路面電車のうち、熊本市交通局や岡山電気軌道で導入された、ドイツの設計による通称ブレーメン形がこの方式を採用している。これは通常型の左右輪を一体につなぐ車軸そのものを無くした極端な設計であり、従来の吊り掛け駆動・一般的なカルダン駆動では対処できないことから、広義の車体装架カルダンを用いている(なお、ドイツ製でも広島電鉄5000形電車(コンビーノ)は台車装荷式の直角中空軸積層ゴム駆動方式を採用)。 また、長崎電気軌道3000形電車、長崎電気軌道5000形電車、豊橋鉄道T1000形電車、富山地方鉄道T100形電車、札幌市交通局A1200形電車、阪堺電気軌道1001形電車、函館市交通局9600形電車(リトルダンサータイプU・UaおよびC2)では、従来の日本の技術で極力低床化を実現するため、この駆動方式を採用したが、2017年に登場した鹿児島市交通局7500形電車(リトルダンサータイプX)では新型台車とモーターの小型化により一般的なWNドライブで100%超低床を実現している。
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