赤煉瓦とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 建設 > 建材 > 煉瓦 > 赤煉瓦の意味・解説 

あかれんが

かれんが赤れんが・赤煉瓦】通常赤レンガ」と表記。〕 北海道庁旧本庁舎愛称

煉瓦

(赤煉瓦 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 14:30 UTC 版)

煉瓦(れんが)は、粘土頁岩直方体の型に入れ、で焼き固めて、あるいは圧縮して作られる建築材料。焼成レンガは原料中の鉄分量および焼成時の酸素量によって色が変わる。日本においては一般的な製法を用いた場合は赤褐色となるが、世界的には白色の物など様々であり、釉薬などで着色することもできる。耐火レンガは炉材にも使われる。


注釈

  1. ^ フランドルはベルギー全土からフランス東北部の地名。日本では明治期に「フランス積み」と誤訳された。
  2. ^ 似たような製法として珪藻土から切り出される七輪がある。
  3. ^ 但し、前述の1999年の地震により、耐震基準が大きく見直され、現在は日本と変わらない水準となっている。しかし既存不適格の建築物が多く、問題となっている。

出典

  1. ^ デジタル大辞泉,世界大百科事典内言及. “磚とは”. コトバンク. 2022年5月18日閲覧。
  2. ^ 「煉瓦という建築材料は、日本の建築の歴史の中では、ごく最近建築に用いられはじめた材料」(清水慶一『建設はじめて物語』大成建設、16頁)
  3. ^ a b 建設コンサルタンツ協会誌 Consultant VOL.269 October 2015 著:水野信太郎 p013
  4. ^ brick” (英語). www.etymonline.com. 2022年5月19日閲覧。
  5. ^ Brickwork: Historic Development - Gerard Lynch”. www.buildingconservation.com. 2022年5月19日閲覧。
  6. ^ Brick making” (英語). Heritage Crafts (2017年4月30日). 2022年5月19日閲覧。
  7. ^ ヴィッキー・レオン『古代仕事大全』原書房、2009年、292頁。
  8. ^ 消えた煉瓦の行方 - なぶんけんブログ”. www.nabunken.go.jp. 奈良文化財研究所. 2022年5月18日閲覧。
  9. ^ 日本煉瓦史の研究 〈オンデマンド版〉 著:水野信太郎、発行:法政大学出版
  10. ^ れんがの歴史(全国赤煉瓦協会)
  11. ^ a b わが国における鉄道用煉瓦構造物, p. 123–164.
  12. ^ 建築基準法施行令”. elaws.e-gov.go.jp. 2022年6月1日閲覧。
  13. ^ 須賀音吉, 滑石直幸「珪石煉瓦のMatrixの研究 (第1報)」『窯業協會誌』第62巻第695号、日本セラミックス協会、1954年、335-339頁、doi:10.2109/jcersj1950.62.695_335 
  14. ^ a b c d e f g h 青山, 美和「インドにおけるレンガセクターからの大気汚染削減策に関する分析」『生産研究』第73巻第3号、東京大学生産技術研究所、2021年5月1日、151-156頁、doi:10.11188/seisankenkyu.73.1512022年5月20日閲覧 
  15. ^ 20. Mud Bricks and a Flood. A Little History of Archaeology. Yale University Press. (2019-12-31). pp. 128–134. doi:10.12987/9780300235289-020. https://doi.org/10.12987/9780300235289-020 2022年5月20日閲覧。 
  16. ^ Syed Ashraful Alam and Mike Starr (2009). “Deforestation and greenhouse gas emissions associated with fuelwood consumption of the brick making industry in Sudan”. Science of The Total Environment 407 (2): 847-852. doi:10.1016/j.scitotenv.2008.09.040. ISSN 0048-9697. https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0048969708010048. 
  17. ^ 驚くべき計画都市、モヘンジョ・ダロ”. www.eorc.jaxa.jp. 2022年5月20日閲覧。
  18. ^ モヘンジョダロ/パキスタン”. [世界遺産] All About. 2022年5月20日閲覧。
  19. ^ 【動画】黄砂はどこから 万里の長城越えて行ってみた”. 西日本新聞me. 2022年5月20日閲覧。
  20. ^ Twitter (2015年10月9日). “How L.A. conquered an earthquake danger zone: Brick buildings” (英語). Los Angeles Times. 2022年5月18日閲覧。
  21. ^ レンガ造りの建物多く被害拡大か…24年前にトルコ調査した研究者「揺れへの耐性低い」”. 読売新聞オンライン (2023年2月8日). 2023年2月9日閲覧。
  22. ^ 【解説】トルコ大地震 「パンケーキクラッシュ」で被害拡大か 耐震基準“日本並み”も補強追いつかず…(日テレNEWS)”. Yahoo!ニュース. 2023年2月10日閲覧。
  23. ^ 村松貞次郎『日本近代建築技術史』彰国社、58頁。
  24. ^ わが国における鉄道用煉瓦構造物, p. 325–355.
  25. ^ 旧本庄商業銀行煉瓦倉庫―保存再生活用に関わる第一期報告書―(平成24年、早稲田大学建築学科)
  26. ^ 慶一, 宮谷 (2011). “煉瓦生産額上位府県と労働時間の分析並びに統計資料の調査対象に関する補足”. 日本建築学会計画系論文集 76 (663): 1003–1010. doi:10.3130/aija.76.1003. https://www.jstage.jst.go.jp/article/aija/76/663/76_663_1003/_article/-char/ja/. 
  27. ^ a b 郁奈, 和田 (2009). “江別市におけるれんがの主産地形成と生産維持体制”. 地理学論集 84 (1): 88–98. doi:10.7886/hgs.84.88. https://www.jstage.jst.go.jp/article/hgs/84/1/84_88/_article/-char/ja/. 
  28. ^ Brick Tax 1784 -1850” (英語). 2022年5月20日閲覧。



赤煉瓦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 18:36 UTC 版)

慶應義塾大学」の記事における「赤煉瓦」の解説

赤煉瓦は長年にわたり慶應義塾の知のシンボルとして大きな役割果たしてきたとされている。幕末伝来した煉瓦建築は、地震国ある日本では、明治大正までの期間しか造られず、その後災害などで多く現存していない。そのため、赤煉瓦と花崗岩による図書館旧館)は、日本人によって設計され明治末年西洋建築として稀少建造物である。設計監督曾禰達蔵中條精一郎三田大講堂東京大空襲全焼し、現在は西校舎建っている。戦後象徴的な赤煉瓦建築再興図り2000年東館完成した

※この「赤煉瓦」の解説は、「慶應義塾大学」の解説の一部です。
「赤煉瓦」を含む「慶應義塾大学」の記事については、「慶應義塾大学」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「赤煉瓦」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



赤煉瓦と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「赤煉瓦」の関連用語

赤煉瓦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



赤煉瓦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
北海道方言辞書北海道方言辞書
Copyright © 1997-2024 by akaringo. All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの煉瓦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの慶應義塾大学 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS