財政と規模
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 09:20 UTC 版)
「ラグビーリーグとラグビーユニオンの比較」の記事における「財政と規模」の解説
イギリスでは、ラグビーの「2つのコード」は規模と売上高に大差がある。RFLの売上高は2014年に190万ポンドと報告された。ちなみに、RFUの2014年の売上高は1億5千万ポンドであった。イングランドにおけるラグビーユニオンの選手数は199万人(主にRFUに従う学校と子供のチームが競技人口を押し上げている)であるが、大人の男性選手は13万1千人である。イングランドにおけるラグビーリーグの選手数(車いすラグビーリーグ選手を含む)はおよそ10万人(2012年)である。 オーストラリアでは、2013年のラグビーリーグの参加者は143万367人(学校での出張授業を含む)、登録選手数は16万7533人だった。オーストラリアラグビーリーグ委員会(英語版)は2012年度に1億8566万8873豪ドルの総収入と465万5845豪ドルの粗利益を報告した。2012年のラグビーユニオンの参加者は32万3115人であった。これには5万人の登録ジュニア選手を含まれる。2012年、オーストラリアラグビー連合(英語版)(ARU)の総収入は9660万豪ドルであったが、830万豪ドルの純損失を出した。ラグビーユニオンの収入の大部分はナショナルチームの海外遠征と海外からの遠征によるもの(つまり代表戦)であるのに対して、ラグビーリーグの収入は強い国内リーグによって主に生み出される。 ニュージーランドにおけるラグビーユニオンの選手数は12万9千人と推計されており、ラグビーリーグは3万5721人である。 ラグビーユニオンは一般的に世界中により広く普及している。これは主に、20世紀初頭にラグビーリーグがどういうわけか禁止されていたイギリスの軍隊によって英連邦諸国へラグビーが広まったことによる[要出典]。例えば、ラグビーユニオンは南アフリカやアルゼンチンといった数多くの国々で人気スポーツである。
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