装置保全
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 04:17 UTC 版)
走行距離120万キロメートル毎(概ね5 - 9年程度毎)に実施する。指定保全の内容に加え、台車を含めた車両全体の解体検査を行う。なお、従来は台車の解体検査について要部検査(走行距離60万キロメートル)毎に実施していたが、台車枠や車軸軸受などの走行装置類は120万キロメートル以上の機器寿命が確認されているため、車輪取り替え時期に合わせた装置保全時に実施する。主な内容は以下の通り。 台車枠の分解検査 車輪取り替え 車軸の探傷検査 主電動機の軸受グリース交換 基礎ブレーキの磨耗部品取り替え 一部電子機器の部品交換 空気圧縮機の空制弁類の分解検査
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