街路樹
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街路樹(がいろじゅ)とは、街路(市街地の道路)に沿って植えられた樹木のこと[1]。
注釈
- ^ 並んで立っている樹木を「並木」と呼ぶ。市街地になくても、例えば田舎の野原に並んで立っている樹木も「並木」である。
- ^ ただし並んで立っていない樹木は一般に「市街並木」とは呼ばれない。
- ^ 一例として、東京都調布市による調布駅前再開発の変更がある。「地下駐輪場建設を断念 調布駅前 市民反発で市長表明」『毎日新聞』朝刊2018年11月27日(東京面)2018年12月5日閲覧。
- ^ 札幌市では、街路樹の予算は2000年には剪定・管理に約7億9000万円が計上されたが、2008年は約6億6000万円になった。これに反比例して、本数は5万本以上増えている。剪定を年1回に減らして経費を節約するしかなく、一度の剪定で効果があるよう短く切らざるを得ない(札幌市環境局)。
『毎日新聞』2008年10月5日 北海道朝刊
出典
- ^ 『大辞泉』「街路樹」
- ^ “街路樹の種類”. かがわの街路樹. 国土交通省 四国地方整備局 香川河川国道事務所. 2016年1月24日閲覧。
- ^ 『広辞苑』第六版
- ^ 森脇竜雄、今泉英一「がいろじゅ」『新版 林業百科事典』第2版第5刷 p76 日本林業技術協会 1984年(昭和59年)発行
- ^ 武部健一 2015, p. 33.
- ^ a b 武部健一 2015, p. 32.
- ^ 日光杉並木と保護活動(オーナー制度)日光東照宮ホームページ(2018年12月5日閲覧)。
- ^ クレイン 2014, p. 293.
- ^ 「品川から六郷橋まで第一京浜国道改修開通」『時事新報』1926年11月29日(大正ニュース事典編纂委員会 『大正ニュース事典第7巻 大正14年-大正15年』本編p.494 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ クレイン 2014, pp. 296–297.
- ^ “街路樹:街路樹の管理”. 豊橋市 都市計画部 公園緑地課. 2016年1月24日閲覧。
- ^ “ムーブ!の疑問:「道路特定財源 こんなところに使われていた」”. ムーブ!. 朝日放送 (2006年12月14日放送). 2016年1月24日閲覧。
- ^ “月刊ニュースがわかる:まちの緑・街路樹の今昔/1.どんな木が多い”. 毎日.jp. オリジナルの2013年5月2日時点におけるアーカイブ。 2010年11月17日閲覧。
- ^ “街路樹20年で50万本減 専門家「ビッグモーター肯定しないが…」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞. 2023年11月3日閲覧。
- ^ 国総研資料 第 1246 号
- ^ a b c d e f g h “街路樹は必要ですか?”. 地方独立行政法人 北海道立総合研究機構 森林研究本部 林業試験場. 2020年1月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “街路樹などの道路の緑化はどのような目的で行われているのですか?”. 道の相談室. 国土交通省道路局. 2016年1月24日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “街路樹の植栽及び維持管理におけるCO2排出量推計に関する調査” (PDF). 国土交通省 国土技術政策総合研究所 防災・メンテナンス基盤研究センター 緑化生態研究室. 2016年1月24日閲覧。
- ^ a b c d 北国のみどり情報局 街路樹の話 苗木生産者の視点から見た街路樹の功罪、剪定・移植例など
- ^ a b c d 堺市 「市民の声」Q&A 街路樹のあり方について 交通安全・災害対策などを考慮した街路樹の選定・剪定など[リンク切れ]
- ^ a b c d e f g h “緑は欲しいが 落ち葉はイヤだ!”. 難問解決!ご近所の底力. NHK (2004年12月9日). 2004年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月24日閲覧。 行政が植えた街路樹が大きく成長したことによる弊害とその解決法の考察
- ^ a b c 街路樹診断協会
- ^ a b c マイエコニュース 『毎日新聞』2008年6月25日 東京朝刊 街路樹の事故にスポットを当てた国際シンポジウムが東京・大阪で開催[リンク切れ]
- ^ 【ハッシュタグ#】街路樹にも高齢化問題/コスト増や倒木…首都圏自治体悩む/点検や植え替え急ぐ『日本経済新聞』朝刊2018年12月1日(東京・首都圏経済面)2018年12月5日閲覧。
- ^ 竜巻に巻き込まれた映像を入手 愛知 豊橋 | NHKニュース (2017年8月17日) 2017年8月7日、台風が接近する中発生した風速65メートルにも達する竜巻で、中央分離帯の樹木が根こそぎ倒れる。
- ^ 大阪市発注の街路樹維持管理業務を巡る不正入札事件で大阪市課長ら逮捕 『産経新聞』2006年1月12日。
- ^ 絶景の並木道で何が?全国から殺到!大人気スポットが無法地帯に|特集|VOICE|MBS公式 (2016年12月5日) 『冬のソナタ』に登場した並木道に似たマキノ高原のメタセコイアの並木道に車道の真ん中まで出て撮影する人が続出。
街路樹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 02:48 UTC 版)
沿線の歩道にはサクラとカエデが交互に植えられている。ほかにツツジも見られる。これらは真珠養殖技術を確立した御木本幸吉が寄付したもので、御木本は街路樹の整備費用だけでなく毎年の補足維持基金まで三重県に寄付していた。 春は桜トンネル、秋は紅葉を楽しむことができる。伊勢市における桜の名所の1つであるが、木々の間隔が広いため写真撮影に適した場所はあまりない。
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街路樹
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西大通りの街路樹は、1975年(昭和50年)から1982年(昭和57年)にかけて植栽されたもので、自然と都市が調和する街として県内外より高い評価を受けており、その種類は次のとおりである。 西平塚交差点 - 春日1丁目西交差点 ユリノキ 春日1丁目西交差点 - 南大通り西交差点 ケヤキ 南大通り西交差点 - 牛久市ひたちの西付近 ユリノキ 学園西大通りを象徴するユリノキの街路樹は、1995年(平成7年)から倒木や枯死が目立ち始めたことがあり、2000年(平成12年)7月に襲った台風3号のおりには、強風で高さ20mのユリノキが倒れて学園西大通りを全面通行止めさせる被害が出た。その後、茨城県土浦土木事務所が行った調査で、腐朽菌の寄生や植樹帯の狭さが原因による根腐れのため倒木や枯死の危険があることが分かり、緊急対策として国道354号以北のユリノキ81本が伐採された。
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