血中アルコール濃度
血中アルコール濃度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 05:17 UTC 版)
一般的に酒酔いの程度は血中アルコール濃度に応じたものであり、飲酒量と酒酔い、血中アルコール濃度と飲酒量には相関関係がある。血液中アルコール濃度が低い段階では気分の高揚等がみられるが、濃度が上昇するとアルコールの急性中毒症状が現れ、酩酊、運動失調、反応遅延、興奮などの症状が現れるようになる。 欧米の教科書では血液中アルコール濃度 0.15 mg/mL から初期脱抑制等がみられることが明記されている。 酩酊度の区分は資料によって異なる。公益社団法人アルコール健康医学協会の区分では、アルコール血中濃度(%)により、以下の様に分けている。 0.02 - 0.04% 爽快期、 0.05 - 0.10% ほろ酔い期、 0.11 - 0.15% 酩酊初期、 0.16 - 0.30% 酩酊期、 0.31 - 0.40% 泥酔期、 0.41 - 0.50% 昏睡期 に分けている。 このほか血液中アルコール濃度(mg/mL)により、 0.5 - 1.0mg/mL 弱度酩酊、 1.0 - 1.5mg/mL 軽度酩酊、 1.5 - 2.5mg/mL 中程度酩酊、 3.5 - 4.5mg/mL 泥酔 に分ける資料もある。 なお、アルコール飲料のアルコール濃度表示には、単位容積当たりのアルコール容積(v/v)(と単位容積当たりのアルコール重量(w/v)がある。
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