蚊屋井手
蚊屋井手中間点 | 疏水の概要 | ||||
■疏水の所在 西伯郡伯耆町吉定地内から取水し、西伯郡日吉津村までの1市1町1村にまたがる用水路で、約1,130haの水田を潤している。 ■所在地域の概要 鳥取県西部の大河川である日野川の右岸側氾濫原として発達した地域であり、左岸側の米子市街とは対照的な田園地帯である。 ■疏水の概要・特徴 当地域は、蚊屋井手が開削されるまで、日野川の転流により度重なる水害と旱ばつに悩まされていた。そのため、水田に安定して水を供給する用水路として、また、地域住民の生活用水に利用するため、江戸時代前期に日野川を水源とする蚊屋井手が開削された。 開削以来350年の間、幾度もの改修を重ね、現在では洪水と旱ばつの心配もなく、当地域に豊かな水を送り続けている。 | |||||
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