自主製作版
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東京都の支援により誕生したアニメクリエーターを発掘、育成する事業「動画革命東京」で第一期支援作品に選定された作品。2007年に約20分の映像が制作された。プロデュースはアニマトリックスのプロデュースや新海誠を発掘した竹内宏彰率いる株式会社シンクの子会社、動画革命東京が担当。2005年8月に導入された新しい組合制「LLP(有限責任事業組合制度)」を導入しており、企画者である糸曽賢志と動画革命東京で制作母体「コルボッコロLLP」を設立。 2007年にUHF局系『ショートDEアニメ魂』、NHK総合テレビジョン『未来観測 つながるテレビ@ヒューマン』、TBS『オビラジR』『ランク王国』等のテレビ番組で作品のメイキング映像や企画概要の紹介が放送された。2008年5月23日 - 6月2日にかけて株式会社ISAO、株式会社角川モバイル、株式会社ドーガ堂、株式会社フロントメディアと協業し、モバイル業界初の「合同ケータイ試写会」をi-modeにて行った。 2008年2月にはインドの大手アニメ製作会社DQ Entertainment plcと劇場版映画について、国際展開を前提とした共同制作に向けての覚書を締結した。2009年10月15日より任天堂の家庭用ゲーム機向け動画配信サービス「みんなのシアターWii」内にて期間限定配信、2010年8月27日よりiPhoneアプリとして期間限定配信、2011年にマンガ喫茶、ネットカフェ向けの動画サイト「ふらっと動画」にて期間限定配信。 環境省主催の2007年度「eco japan cup」にて準グランプリ、東京国際アニメフェアが主催する2008年度「東京アニメアワード」にて企業賞、経済産業省が主催する2011年度「CMTアワード」にて大賞・国際賞を受賞。アメリカで開催された「2008 JAPAN FILM FESTIVAL(ロサンゼルス)」、「Kids World Cinema 2011(ワシントン)」にて招待上映。また2012年には経済産業省からの選出により「香港ライセンシングショー」へ出展、2013年にはユニジャパンからの選出によりカンヌ国際映画祭にて招待上映した。
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