緩衝作用とは? わかりやすく解説

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緩衝作用

英訳・(英)同義/類義語:buffering action, buffer action

一般的には外部からの衝撃和らげ一定の状態に保つ働きのこと。緩衝溶液とは、弱酸弱塩基の塩の水溶液が示す性質で、水溶液pHをある範囲内一定に保つ作用をもち、研究用のみならず薬品製造食品製造などにも使われる

緩衝液

(緩衝作用 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/09 04:36 UTC 版)

緩衝液(かんしょうえき、: buffer solution)は、緩衝作用のある溶液であり、弱酸とその共役塩基英語版弱塩基とその共役酸を混合したものである。通常、単に緩衝液とだけいう場合は、水素イオン濃度に対する緩衝作用のある溶液を指し、本項目でも特別な注意書きがない場合にはこの意味の緩衝液について記述する。緩衝液は少量の塩基を加えたり、多少濃度が変化したりしても pH が大きく変化しないようにした溶液のことである。


  1. ^ de Levie (2003).
  2. ^ Scorpio (2000).


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