第II章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 10:21 UTC 版)
火事の後、頭に穴が空いた死体が森で発見された。3週間後、フランクはブルックリン・ハイツのハワードに会いに行く。 ハワードは己の推理を解説する。森の死体は名も知らぬ最初の犠牲者であり、フランクが森で見た怪物体はやつらがもてあそんだ彼の脳みそだろうこと。ヘンリーの遺体はやつらに奪い取られ、もう見つからないであろうこと。やつらが本気ならば何百万人分もの脳を恐怖に満たして餌食にすることもできただろうが、人間の脳に飽きたか、十字の印に完全に追い払われたか、理由はわからないがもういなくなったこと。 ハワードは森での恐怖体験を小説にするつもりと意気込み、フランクの制止も聞かず小説に仕立てる。読んだフランクは不浄と一蹴するが、ハワードは不滅の傑作と自賛する。
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