第6次作戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:14 UTC 版)
輸送船:神祥丸・神悦丸 護衛艦艇:駆潜艇45号・53号・哨戒艇105号 11月27日、戦時標準型貨物船の神祥丸(2,880トン)と神悦丸(2,211トン)を、護衛艦艇3隻(哨戒艇105号・駆潜艇〈45号・53号〉)が護衛し、マニラを出撃した。途中空襲を受けたが大きな損傷無く、日本軍の空挺部隊の陽動作戦(飛行場制圧作戦)の支援をうけ、28日19時0分にオルモックに突入した。弾薬250m3、糧食1100m3を揚陸した。しかし夜間に敵魚雷艇の攻撃を受け駆潜艇53号、哨戒艇105号が沈没した。翌30日朝の空襲で揚陸の遅れていた神悦丸が炎上し、接岸したまま擱座する。残った神祥丸と駆潜艇45号はマニラを目指したが、30日にセブ島東方で遭難沈没。船団は全滅した。だが軍需品の一部揚陸に成功したことは、日本軍各部にレイテ作戦遂行への希望を抱かせた。
※この「第6次作戦」の解説は、「多号作戦」の解説の一部です。
「第6次作戦」を含む「多号作戦」の記事については、「多号作戦」の概要を参照ください。
- 第6次作戦のページへのリンク