第1回全日本ラーメン祭り編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 20:34 UTC 版)
「包丁人味平」の記事における「第1回全日本ラーメン祭り編」の解説
美味いラーメンを求めて札幌までやってきた味平は偶然、全国から集まった料理人達がラーメンの腕を競い、日本一のラーメンを決定する「ラーメン祭り」の存在を知る。味平は「大衆料理であるラーメンはプロの料理人の手だけで作られるものではない」と飛び入り参加し、多くの人の協力や試行錯誤の果てに「味平ラーメン」を作り上げていく。 井上洋吉(いのうえ ようきち) 札幌在住の長距離トラック運転手。東京で美味いと評判のラーメン店でケチをつけていたところ、味平と知り合い意気投合、札幌までトラックで連れて行ってしまう。全国のラーメン屋を食べ歩いたという舌を買われて、味平のアシスタント役を務める。 石田鉄竜(いしだ てつりゅう) ラーメン祭り優勝の本命。スープに三平汁を使用した「三平ラーメン」で勝負する。味平に敵愾心を燃やし、味平のラーメン作りを妨害する。 石田石竜(いしだ せきりゅう) 石田鉄竜の弟。 麺太郎兄弟(めんたろう きょうだい) 2人で麺打ちを行う一卵性双生児の兄弟。一度は予選落ちしたが、味平の、子供達を使った麺打ち方法が大会規定に違反するとの申し立てがあり、再勝負の相手となった。 柳大吉(やなぎ だいきち) カレー戦争編に続き登場。ざるそば式ラーメン「タレーメン」で勝負する。連載当時(1977年)はまだつけ麺は一般的ではなかった。表向きは冷淡を装いつつも、他出場者の味平への妨害を防ぐなど、陰で味平の奮闘を支えながら、手ごわいライバルとして立ちはだかる。後年、作画担当のビッグは、2010年1月発行の食漫vol9の座談会にて、つけ麺について「一度も食べた事ない」と発言している。 牛次郎 原作者。ラーメン祭りの解説者の1人として登場。後半になるとアナウンサーに今後の展望について質問され、「そこまではまだ原作が…」と答えるのが定番だった。
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