竹中重治とは? わかりやすく解説

竹中重治(たけなか しげはる) 1544~1579

半兵衛尉 重虎
◇父:竹中遠江守重元 室:安藤守就女 弟:竹中久作重矩、与右衛門、彦八郎 子:竹中重門、重次、重利
 美濃斎藤氏仕える。当主龍興諫めるため、わずかな手勢率いて稲葉山城乗っ取ったことからその名をあげた。その後城は龍興返還し近江浅井氏仕えたその後尾張織田氏美濃平定に際してその家臣となり、羽柴秀吉仕える。そして、近江攻め長篠合戦などで軍師として、功をあげた。しかし、播磨・三木氏攻略中、陣中にて若くして病死した。秀吉はその死を惜しみ深く嘆いたといわれる

竹中重治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 00:10 UTC 版)

竹中 重治(たけなか しげはる)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将軍師。初名は重虎、のちに重治。通称は半兵衛(はんべえ)。父は竹中重元、弟に重矩。子に重門。従弟に竹中重利府内藩初代藩主)。


注釈

  1. ^ 隠棲する重治を秀吉が家臣に迎えるエピソードは『三国志演義』における劉備諸葛亮を迎える三顧の礼がモデルになっていると指摘されており(諸葛亮が重治、劉備が秀吉、関羽張飛蜂須賀正勝前野長康に置き換えられていると言われている)、中国攻め長篠の戦いにおける活躍でも同様の指摘がされている。
  2. ^ ただし、この逸話も後世の創作の色合いが強く、近年では弟・重矩と同様に信長の直臣として登用に応じたものという見方がされている[4]

出典

  1. ^ 勝俣鎮夫「美濃斎藤氏の盛衰」『岐阜県史通史編 原始・古代・中世』1980年。 
  2. ^ a b c d 池内 1996, p. 54, 奥村徹也「秀吉と半兵衛」
  3. ^ a b 佐藤 1988, pp. 197–199.
  4. ^ a b 池内 1996.
  5. ^ 池内 1996, p. 102.
  6. ^ a b 池内 1996, p. 103.
  7. ^ 佐藤進一 著「日本花押史の一節-十六世紀の武家の花押-」、名古屋大学文学部国史学研究室 編『名古屋大学日本史論叢』 下、吉川弘文館、1975年。 


「竹中重治」の続きの解説一覧

竹中重治(たけなか しげはる)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 18:26 UTC 版)

センゴク兄弟」の記事における「竹中重治(たけなか しげはる)」の解説

通称半兵衛斎藤家臣菩提山城城主義父安藤守就が義高に辱め受けた事に激昂し、久勝と共に稲葉山城乗っ取り敢行する乗っ取り成功後は久勝に罪が及ばないように配慮し菩提山城退去し浪人となる。

※この「竹中重治(たけなか しげはる)」の解説は、「センゴク兄弟」の解説の一部です。
「竹中重治(たけなか しげはる)」を含む「センゴク兄弟」の記事については、「センゴク兄弟」の概要を参照ください。

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