立候補の意欲を示していた都市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/27 07:21 UTC 版)
「2020年夏季オリンピックの開催地選考」の記事における「立候補の意欲を示していた都市」の解説
以下の都市は、立候補を表明あるいは立候補を検討したものの、IOCへ正式な立候補の申請には至らなかった都市である。 広島 - 当初は長崎市と共に広島・長崎オリンピック構想を打ち出したが、オリンピック憲章違反であることから長崎市が辞退し、広島市が単独でヒロシマ・オリンピック構想を進めたものの、2011年に行われた広島市長選挙で招致反対派の候補が当選し、断念した。 釜山 - 2018年冬季オリンピック開催地に同国の平昌が決まったことを受け、計画は白紙となった。 ドバイ ブリスベン、パース オークランド カイロ ラバト、カサブランカ ダーバン、ヨハネスブルグ、ポートエリザベス、ケープタウン - 2010 FIFAワールドカップの開催成功により、ジェイコブ・ズマ大統領が招致に意欲を見せた。開催地としてダーバン・ケープタウン・ヨハネスブルグの3都市が取り沙汰されていた。当初はダーバンのみ立候補したが、その後ケープタウンとヨハネスブルグが関心を示したため、ダーバンと協議し、ダーバン以外の都市からの受け付けを2010年10月末を締め切りに再開。2011年4月に南アフリカオリンピック委員会のサム会長がダーバン・ヨハネスブルグ・ポートエリザベスの3都市が興味を示したことを明らかにした。ケープタウンについては、財政問題などを理由に招致を断念した。しかしその後、5月26日にサム会長が政府の支持が得られなかったため五輪招致を断念すると表明したが、7月4日にサム会長が五輪招致について政府が方針を撤回し、立候補を再検討する可能性を明らかにした。結局、8月17日になり立候補断念が決定した。 トロント - 2012年に当地で開催が予定されているグレイ・カップの開催責任者であり、カナダのトップアマチュアスポーツ選手トレーニングセンターの所長でもある元ラクロス選手のクリス・ラッジが、2015年に当地で開催が決定しているパンアメリカン競技大会で得られる運営ノウハウや新設施設を活用しての開催を提言していた。 モンテレイ セントポール、デンバー、バーミンガム、ボストン、ラスベガス - 2016年夏季オリンピックの開催地選考でのシカゴの敗北を受け、アメリカオリンピック委員会 (USOC) は2020年夏季オリンピックには国内の都市の立候補を受け付けないことを発表した。IOC への立候補申請期限の直前になってラスベガスの市民団体が立候補を求めたが、USOCに拒絶された。 リマ - 2020年あるいは2024年大会への立候補構想があった。 ブルッヘ コペンハーゲン ハンブルク ブダペスト パレルモ(国内候補都市選考でローマに敗れた)、ヴェネツィア サンクトペテルブルク、モスクワ パリ プラハ - 前哨戦として2016年大会に立候補したものの、2020年大会への立候補を2009年6月に断念した。
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