租借地とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 場所 > 土地 > 租借地の意味・解説 

そしゃく‐ち【租借地】

読み方:そしゃくち

ある国が、他国から租借した土地19世紀末から20世紀にかけて中国多くみられた。


租借地

読み方:ソシャクチ(soshakuchi)

条約によって一国他国領域一部借りた地域


租借地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 04:20 UTC 版)

租借地(そしゃくち)とは、ある国が条約で一定期間、他国に貸し与えた土地のこと。


  1. ^ a b c d e 大里浩秋. “租界研究の現状と展望”. 神奈川大学日本常民文化研究所付置非文字資料研究センター. 2023年10月18日閲覧。
  2. ^ KO字源「租」
  3. ^ この項目、大里浩2011、P.178から中国史における土地租借関係等を整理解説するために引用起筆した。
  4. ^ 「じかいしょうふ」清が自ら開いた商業目的での「波止場:埠」のこと。
  5. ^ 条約では香港を割譲としたほか、広州福州厦門(アモイ)・寧波(ニンポー)・上海を開港するとした(ただし「自開商埠」との文字自体は条約では使用されていない)。本格的に清が自己の判断で商埠を設置したのは1897年の澳門付近の拱北で、1898年に呉淞及び副寧を、1899年に秦皇島と三都澳を、1900年に湖北の武昌岳州を、1903年に奉天大東湾及び安東を、1904年に湖南の長沙、済南(正式には1906年)及び李村を、のち雲南や蒙古に数多の自開商埠が設定され、1905年には満州善後条約第1条から長春遼陽吉林、哈爾濱、満洲里など16ヵ所、1915年には青島の戦いののち龍コウ及び赤峰にも設定された。(参考資料:「自開商埠とは何か」奉天新聞1920/2/16、神戸大学新聞記事文庫[1]
  6. ^ 大里浩2011、P.178からの引用は以上
  7. ^ 外山健二. “タンジールと民衆-「山上でのティー」と『雨は降るがままにせよ』-”. 筑波大学比較・理論文学会. 2023年10月18日閲覧。
  8. ^ a b 平田 潔. “世界の海上交易の重要ハブ「パナマ運河」パナマ共和国、パナマ県およびコロン県”. 一般社団法人建設コンサルタンツ協会. 2023年10月18日閲覧。
  9. ^ a b c 浅田 進史. “ドイツ統治下の膠州湾租借地における支配秩序―総督府参事会の再編問題を中心に”. 千葉大学. 2023年10月18日閲覧。
  10. ^ 編入前は国際法により「2042年」までとなっていた。


「租借地」の続きの解説一覧

租借地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 09:56 UTC 版)

租界」の記事における「租借地」の解説

租界類似した行政上の形態(および地位)に租借地がある。日本関東州大連)やドイツ膠州湾青島)、フランス広州湾湛江のような租借地は租借国の領土変わらず租借国が外国人だけでなく、中国清国その後中華民国)人住民対す裁判権行使し戦時には軍事基地ともなったが、租界では原則として中国人住民対す裁判権中国側が行使し、中立原則とし軍事基地として使用することはできなかった。また、租借地は有期契約とされたが租界無期限契約とされる場合多かった詳細は「租借地」、「主権免除」、および「統治権」を参照

※この「租借地」の解説は、「租界」の解説の一部です。
「租借地」を含む「租界」の記事については、「租界」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「租借地」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「租借地」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



租借地と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「租借地」の関連用語

租借地のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



租借地のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの租借地 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの租界 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS