秋夜長物語

デジタル大辞泉

あきのよのながものがたり【秋夜長物語】

読み方：あきのよのながものがたり

室町初期の物語。作者未詳。1巻。瞻西上人(せんさいしょうにん)が、石山観音の変化(へんげ)梅若を愛することにより成道したという稚児(ちご)物語。御伽草子(おとぎぞうし)の先駆。

短編小説作品名辞典

秋夜長物語

作者稲垣足穂

収載図書稲垣足穂全集 4 少年愛の美学
出版社筑摩書房
刊行年月2001.1

古典文学作品名辞典

秋夜長物語

読み方：アキノヨノナガモノガタリ（ａｋｉｎｏｙｏｎｏｎａｇａｍｏｎｏｇａｔａｒｉ）

分野 御伽草子

年代 南北朝時代

作者 作者未詳

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秋夜長物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/07 02:50 UTC 版)

秋夜長物語（あきのよながものがたり）は、僧侶と稚児との男色を主題とする稚児物語の代表作。男色物の初めとも言う。1巻。著者は不詳。詞章に『太平記』（1370年代成立）の影響がみられること、最古写本が永和三年（1377年）であることから、14世紀中頃の成立か。