神の手足
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/13 08:45 UTC 版)
「秘密結社 (装甲騎兵ボトムズ)」の記事における「神の手足」の解説
ワイズマンの指令を受け、歴史の陰で暗躍してきたが、ギルガメス、バララント両連合国家からもその存在は断片的にしか知られておらず、アストラギウス暦7214年のクエント事変において、「神の子の組織」という通称を与えられた。 秘密結社の主目的は、ワイズマンの指示どおりに任務をこなすことだが、ワイズマンから提供されたテクノロジーを用いて様々な新兵器を開発したり、また、様々な兵器などを各国に供給していた。 それはワイズマンが求める自身の後継者たる異能者を生み出すことにも関連しており、ギルガメス、バララント両陣営の戦いだけでなく、より確実に異能者を生み出す土壌造りが彼らに与えられた役回りだったといえる。 ギルガメス軍が開発していたPS技術を強奪し、その技術を独占したり、アデルハビッツ社開発のX・ATH-P-RSC”グラントリードッグ”(ブラッドサッカー)の強奪や、コルヴェ星系のウットヘルト社との関係なども囁かれているという。また、終戦前に軍を退いたレッドショルダー設立者であるヨラン・ペールゼンとの関係も指摘されている。 そして、神が選んだ後継者たるキリコ・キュービィーと常に関わっており、組織にとって危険な存在たるキリコ抹殺も図ったが、それこそ、ワイズマンが望んだ結果であり、キリコは秘密結社の攻撃を退けたばかりか、自らの後継者に相応しい力を発揮し、最終的に秘密結社をも支配下に置くことになった。 こうして敵対していたキリコの指揮下に置かれた秘密結社は、神の手足としての役回りを終えて用済みとなり、クエント事変において、ギルガメス、バララント連合軍の攻撃から“神の子”キリコの盾となって壊滅した。
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