疎水結合とは? わかりやすく解説

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そすい‐けつごう〔‐ケツガフ〕【疎水結合】

読み方:そすいけつごう

溶けにくい疎水性分子が、水の分子にはじかれて集合する現象疎水性分子間で相互に引力がはたらかなくても生じる。疎水効果


疎水結合

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疎水効果

(疎水結合 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/23 14:35 UTC 版)

疎水効果(そすいこうか、hydrophobic effect)は、などの極性溶媒中で非極性分子(あるいは非極性基)が溶媒と分離し凝集する性質のことである。疎水性相互作用は、疎水効果によって非極性分子間に働く引力的相互作用をあらわす。疎水効果は、タンパク質フォールディング[1]タンパク質-タンパク質相互作用脂質二重膜の形成などの駆動力であると考えられている。


  1. ^ Pace C, Shirley B, McNutt M, Gajiwala K (1996). “Forces contributing to the conformational stability of proteins”. FASEB J. 10 (1): 75-83. PMID 8566551. http://www.fasebj.org/cgi/reprint/10/1/75. 
  2. ^ Chalikian, T. V. (2001). “Structural Thermodynamics of Hydration”. J. Phys. Chem. B. 105 (50): 12566-12578. doi:10.1021/jp0115244. 


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