王侯貴族・高位聖職者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 14:32 UTC 版)
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アンリ2世 フランス国王(在位1547年 - 1559年)。1555年8月にノストラダムスと宮廷で会見した。 ノストラダムスの1557年向けの暦書のひとつは、この人物への献呈文を含んでいる。また、『予言集』第二序文がこの人物に捧げられていることは、広く知られている。 カトリーヌ・ド・メディシス アンリ2世妃。ノストラダムスに傾倒していたことで知られる(ただし、他にも重用していた占星術師たちはいた)。 1557年向けの暦書のひとつは、この人物への献呈文を含んでいる。また、1566年にはノストラダムスがこの人物に宛てた書簡も公刊されている。 マルグリット・ド・フランス アンリ2世の妹。サヴォイア公エマヌエーレ・フィリベルトに嫁いでサヴォイア入りする際に、サロンのノストラダムスのもとに立ち寄った。 シャルル9世 フランス国王(在位1560年 - 1574年)。1564年に大巡幸の一環でサロンに立ち寄ったあと、ノストラダムスを「常任侍医兼顧問」に任命した。 1564年向けの暦書のひとつは、この人物への献呈文を含んでいる。 ルドルフ2世 神聖ローマ皇帝(在位1576年 - 1612年)。ノストラダムスとこの人物の直接的な面識はないものの、ノストラダムスは1565年にルドルフ(当時は大公)のホロスコープを作成・送付している。そのホロスコープと、関連する往復書簡は現存している。 ピウス4世 メディチ家出身のローマ教皇。ノストラダムスは1562年向けの暦書に、この人物への献呈文を収めている。 直接的な面識は確認されていないが、ノストラダムスと接点のある唯一の教皇である。他方で、ローマ教皇といえばシクストゥス5世が関連する逸話が有名だが、史料的裏付けは確認されていない。
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