獅子頭コレクションと飛騨の獅子舞用具
名称: | 獅子頭コレクションと飛騨の獅子舞用具 |
ふりがな: | ししがしらこれくしょんとひだのししまいようぐ |
種別: | 民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの |
員数: | 800点 |
指定年月日: | 1980.04.24(昭和55.04.24) |
所有者: | |
所有者住所: | |
管理団体名: | |
備考: | 獅子頭製作57点,獅子舞関係57点,その他86点,獅子頭296点,獅子107点,獅子あやし135点,囃子方62点 |
解説文: | 我が国に、古くから広く分布をみる獅子舞は、本来五穀豊饒の祈願や家内安全の悪魔払いなどとして行われてきたものであるが、漸次各地に流布されて民俗芸能の代表的なものの一つとして伝承されてきた。 この獅子頭コレクションは広く全国から収集されたもので、その形状、材質などの点で各地のさまざまな特色が見られるとともに、天正十年(一五八一)、貞享元年(一六八四)、文化十年(一八一三)、天保五年(一八三四)など記念銘のあるものが含まれており、獅子舞の時代的変遷を知ることのできるものとなっている。その他の獅子舞用具は、飛騨地方に伝わる金蔵(きんぞう)獅子とよばれる二人立ち獅子舞の用具を中心に、幌類をはじめ、各種の面、採物(とりもの)などの獅子あやし用具、笛・太鼓・バイ(ばち)・ビンザサラなどの囃子方用具、及び台本類、衣装その他を網羅していて、この地域の獅子舞の特色をよく表わしている。 この種のコレクションとしては、質量ともにすぐれ、民俗芸能としての獅子舞はもとより、庶民の信仰の一端をうかがうことのできる資料として重要である。 |
- 獅子頭コレクションと飛騨の獅子舞用具のページへのリンク