田熊の舞台
名称: | 田熊の舞台 |
ふりがな: | たのくまのぶたい |
種別: | 民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの |
員数: | 1件 |
指定年月日: | 1975.09.03(昭和50.09.03) |
所有者: | 八幡神社 |
所有者住所: | 岡山県津山市田熊2384番地 |
管理団体名: | |
備考: | |
解説文: | 本件は、津山市田熊の八幡神社の境内にある農村舞台である。「田熊八幡神社重要書綴」によれば、明治4年(1871)の建立と推測され、木造平屋建て、入母屋造、桟瓦葺きの建物である。内部は、特殊な木車装置を有する皿廻し式廻り舞台(盆の上面を足で踏み廻すので「足廻し」と呼ばれる)、太夫座、二重台、花道等各種の機構を備えている。また、舞台が神社拝殿の斜め前に位置しているため、拝殿を巧みに利用して、拝殿と舞台下手を渡り廊下で結んで花道がしつらえられる。我が国の農村舞台の典型例の一つといえるものであることから、舞台及び観客席となる敷地を指定する。 なお、奈落の柱に残された様々な落書きや墨書から、播磨の旅役者を頻繁に招いて上演されていたなどがわかっている。 |
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