焼絵とは? わかりやすく解説

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やき‐え〔‐ヱ〕【焼(き)絵】

読み方:やきえ

熱した鏝(こて)などの金属薬品用いて、絵や文様紙・木材・象牙皮革などに焼きつけること。また、その焼きつけた絵や文様


やきえ〔焼絵〕

焼き鏝で絵の輪郭などを描き彩色したもの。
子ども用の羽子板などにこの方法を用いる。

焼き絵

(焼絵 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 09:19 UTC 版)

焼き絵焼き絵(やきえ)は、木材やなど)、紙の表面に、熱した火箸、専用の電熱ペンといった道具で焼き跡をつけ、それによって絵や文様、文字を描く技法である[1]。焼き付ける道具の先端部の形や温度、道具の押し付け方などによって微妙な陰影や諧調を表現することができる。焼き跡をつけた後で彩色をすることもある。木材はシナノキブナカバなど木目の細かい堅材がよく用いられるが、マツカシなどが使われることもある。同じ方法が皮革材に用いられることもあり、その場合は植物を用いた特別な方法でなめした皮を使う(薬品を用いてなめしたものだと焼いたときに有害物質が発生するため)。乾燥させたウリ科の植物の実(瓢箪など)の装飾にも用いられる。中国では瓢箪のほか、タケノコの皮、扇子などに焼き付けられ、焼いた小麦貼り絵にした例もある[1]


  1. ^ a b c d e f 田部隆幸:万国「焼絵」事情をたずねて◇熱した金属で紙や木に絵を焼き付ける技法、世界各地の作品を調査◇日本経済新聞』朝刊2021年10月12日(文化面)2021年10月24日閲覧
  2. ^ China Culture - pyrography
  3. ^ Walkabout Crafts - pyrography
  4. ^ Carter, Julie; With Mellow Shades and Character Made: The Richness of Australian Pokerwork in Carter's Antiques and Collectables Magazine, Sept 2000


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