焼米

デジタル大辞泉

やき‐ごめ【焼（き）米／^×糄】

読み方：やきごめ

新米を籾(もみ)のまま煎(い)ってつき、殻を取り去ったもの。そのままで、また、湯に浸したりして食べる。いりごめ。やいごめ。《季 秋》「—を粉にしてすする果報かな／一茶」

歴史民俗用語辞典

焼米

読み方：ヤキコメ（ｙａｋｉｋｏｍｅ）

稲を焼いてとくに作ったもの。保存食でもあり布施の料物にも使った。

季語・季題辞典

焼米

読み方：ヤキゴメ（ｙａｋｉｇｏｍｅ）

早稲のまだ実りきらない穂を刈り取り、炒ってから臼に入れて搗いてつくったもの

季節 秋

分類 人事

焼米

読み方：ヤキゴメ（ｙａｋｉｇｏｍｅ），　ヤイゴメ（ｙａｉｇｏｍｅ）

水口祭のとき田ノ神の供物にするもの

季節 春

分類 人事

地名辞典

焼米

読み方：ヤイゴメ（ｙａｉｇｏｍｅ）

所在 熊本県玉名郡和水町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

ウィキペディア

焼米

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/09/02 13:09 UTC 版)

焼米（やきごめ）とは、日本の伝統的な米の加工食品である。熟する直前の未熟な籾、あるいは水に漬けて発芽させた種籾をもみ殻ごと煎り、搗いて殻を取り去ったもの。焼き米、いりごめ、やいごめ、やっこめなどとも呼ばれる。《季 秋》「―を粉にしてすする果報かな／一茶」