無酸素銅とは? わかりやすく解説

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むさんそ‐どう【無酸素銅】

読み方:むさんそどう

酸素含まない純度酸化銅脱酸剤を含まないを指す。真空中、または窒素および一酸化炭素混合ガス中でつくられるは特に電気伝導度高くOFHC銅oxygen free high conductivity)とよばれる


無酸素銅

中に不純物として残留している酸素限界まで除去した材。
銅鉱石から製造した粗銅不純物が多い)を電気分解により精製したものが 精銅(C1100・タフピッチ銅)です。この精銅真空溶解鋳造などにより、 酸素残留量を0.006%以下に脱酸したものが無酸素銅である。

無酸素銅は電導率が非常に高く、また粘り強いため電話カールコードなどに 使用されます。欠点としては、粘り気強いため、切削性は非常に悪く材料の中では加工しずらい材質です。

無酸素銅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/07 06:09 UTC 版)

無酸素銅(むさんそどう、OFC:Oxygen-Free Copper)とは、一般的に酸化物を含まない99.96%以上の高純度のことを指す。日本工業規格では無酸素銅(JIS H 3100, C1020)および電子管用無酸素銅(JIS H 3510, C1011)が規定されている。


  1. ^ 古河電工時報 120号
  2. ^ JWES WEB版接合・溶接技術Q&A1000((社)日本溶接協会
  3. ^ 永井康睦, 酒井修二、「無酸素銅ガスケットにおける塑性変形の観察」『真空』 1990年 33巻 1号 p.21-27, doi:10.3131/jvsj.33.21, 日本真空協会
  4. ^ a b 高木 俊宜、「新材料•新機能デバイス開発の立場から見た90年代のコンセプト」 『電氣學會雜誌』 1986年 106巻 6号 p.514-518, doi:10.11526/ieejjournal1888.106.514, 電気学会


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