流星人間ゾーン
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『流星人間ゾーン』(りゅうせいにんげんゾーン)は、東宝映像制作の特撮テレビドラマ[1][2]。1973年(昭和48年)4月2日から同年9月24日まで日本テレビ系で毎週月曜日19時00分から19時30分に全26話が放送された[3]。
注釈
- ^ 特殊技術の川北紘一は、書籍『特撮ヒーロー大全集』のインタビューで「初回から視聴率が芳しくないためテコ入れのために第4話より登場させた」と述べているが[23]、ゴジラの登場は放送前より報じられている[7]。
- ^ 味方であるゴジラは例外。
- ^ 書籍『ゴジラ大百科』では、視聴率不調の一因として、裏番組に『バビル2世』(NET)があったことを挙げている[14]。
- ^ 第6話では「雷撃」と呼称。
- ^ 回によっては防人光から直接。
- ^ 場合によってはいきなり青から赤に変わることもあった。
- ^ 一部文献では「プロトンマーカー」と表記しているものもある[5]。
- ^ 使用されなかったのは第18話のみ。
- ^ 書籍『特撮ヒーロー大全集』では、エンジェルとジュニアは年瑞がいかないため巨大化できない設定であると記している[25]。
- ^ まれに擬装状態で天面センサーユニットを露出させている時もある。
- ^ その他、第15話では地上のガロガの人間態ふたりを殺獣光線で倒している。
- ^ 劇中ではガロガ星人とも呼称。
- ^ 書籍『全怪獣怪人 上巻』では、名称をガロガ・ステーションと記載している[33]。
- ^ オープニング映像に描写がある。
- ^ 第7話で発射した恐獣を全滅させられていることがガロガバラン星人たちの口から語られている。
- ^ a b 第19話のみノンクレジット。
- ^ 第1話にもクレジットされているが、未出演。
- ^ a b 番組オープニング主題歌中のクレジットでは、主題歌「流星ビクトリー」となっていた。番組開始とほぼ同時に発売されたEP版レコードでも、その後に発売されたレコード、CDでも、主題歌「流星人間ゾーン」 / 副主題歌「流星ビクトリー」となっている。結果的にはオープニングでの曲名クレジットは誤植だが、オープニング主題歌の背景映像が差し替えられた後期以降も番組終了時まで改められないままになっていた。
- ^ 書籍『TOHO TV HEROES』では、別名を「大砲恐獣」と記述している[40]。
- ^ 書籍『TOHO TV HEROES』では、別名を「磁力恐獣」と記述している[40]。
- ^ 書籍『TOHO TV HEROES』では、別名を「蜘恐獣」と記述している[40]。
- ^ 書籍『’70年代特撮ヒーロー全集』では、名称をバラキドンと記載している[44]。
- ^ 書籍によっては、名称をデッドラゴンと記載している[42][45][44]。
- ^ 予告では「沈没!東京を救え」と読まれた。
- ^ 書籍『TOHO TV HEROES』では、別名を「土食い恐獣」と記述している[40]。
- ^ 書籍によっては、名称をカスタム・ジュラーと記載している[出典 6]。
- ^ 書籍『TOHO TV HEROES』では、別名を「大恐獣」と記述している[40]。
- ^ 書籍『全怪獣怪人 上巻』では、名称をニードラと記載している[45]。
- ^ ジキロ、スパイダウロス、モグランダ、ガロボーグ[47][40]。
なおこれらは劇中で一度でも巨大化した個体で、これ以外に縮小カプセルに入ったまま巨大化せず倒された恐獣が数体登場。 - ^ 書籍『全怪獣怪人 上巻』では、名称をグロデガウロスと記載している[45]。
- ^ 当時はNETテレビ系とのクロスネット局。
- ^ 北日本放送は当番組の終了を以て、日本テレビ系列の同時ネットを1988年3月末まで一時中断し、『YKKアワー キックボクシング中継』の同時ネットに切り替えた[53]。
- ^ 当時は日本テレビ系単独加盟局。福井放送は当番組の終了を以て、日本テレビ系列の同時ネットを一時中断し、『ほんものは誰だ?!』の30分先行ネットに切り替えた[54]。
- ^ 当時の放送免許地域は香川県のみ。
- ^ フジテレビ系とのクロスネット局。
- ^ 当時はNETテレビ系とのクロスネット局。
- ^ 1973年6月放送開始[62]
- ^ TBS系列。1973年4月12日 - 10月4日[63]
- ^ 当時はフジテレビ系とのクロスネット局。1973年5月3日 - 9月27日[64]。第22話で打ち切り、翌週の10月4日から『風雲ライオン丸』〈フジテレビ〉を放送[65]
- ^ 当時はNETテレビ系とのクロスネット局
- ^ 当時はフジテレビ系・NETテレビ系とのクロスネット局。
- ^ フジテレビ系・NETテレビ系とのクロスネット局。
- ^ 当時はフジテレビ系・NETテレビ系とのクロスネット局。
- ^ 紙のコレクションとして
復刻「流星人間ゾーン」番組宣伝ポスター(1)。 - ^ 紙のコレクションとして
復刻「流星人間ゾーン」番組宣伝ポスター(2)、
復刻 まんが「流星人間ゾーン」(1) 『テレビマガジン』昭和48年4 - 6月号連載 まんが:新宅よしみつ、
復刻 「ゾーン=ファイター対ガロガ恐獣」『テレビマガジン』昭和48年6月号記事、
復刻 まんが「流星人間ゾーン」『たのしい幼稚園』昭和48年5 - 9月号連載、企画:赤井鬼介、構成:成田マキホの写真と作画カットを漫画風に構成したものと、まんが:桑田次郎のもの
復刻 まんが「ゾーン・エンゼルききいっぱつ」『流星人間ゾーン 初夏号』(昭和48年5月発行)収録。原作:胡桃哲、まんが:みなもと太郎、第7話のコミカライズ - ^ 紙のコレクションとして
復刻 まんが「流星人間ゾーン」(2)『テレビマガジン』昭和48年7 - 9月号連載 まんが:新宅よしみつ、
復刻 「流星人間ゾーン」特集『テレビマガジン』昭和48年4月号記事、
復刻 まんが「流星人間ゾーン」『別冊たのしい幼稚園』昭和48年5 - 9月号連載、まんが:森藤よしひろ
復刻 まんが「ゾーン=ファイターぜったいぜつめい」『流星人間ゾーン 初夏号』(昭和48年5月発行)掲載、 原作:永井素夫、まんが:桑田次郎、第10話のコミカライズ
復刻 カラーピンナップ「ダブルへんしんゾーン=ファイター」『流星人間ゾーン 初夏号』(昭和48年5月発行)掲載(同書7 - 14ページ)、構成・レイアウト:赤井鬼介、※裏面は同書15 - 22ページ2色刷「流星人間ゾーン (秘)スーパー=カー マイティ=ライナー≪せっけいず≫」 )、設計図デザイン:吉村忠、構成・レイアウト:赤井鬼介
復刻 「空とぶ流星人間ゾーン ゾーン・ファイター立体ブロマイド」『テレビマガジン』昭和48年5月号付録。
出典
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- ^ a b 特撮ヒーロー大全集 1988, p. 129.
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- ^ a b c 本多全仕事 2000, p. 104, 「テレビ作品集」
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- ^ 破李拳竜「ゴジラ・怪獣学 パワーアップクイズ」『ゴジラ怪獣超クイズ』久保書店〈ジアス・ブックス 6〉、96頁。ISBN 4-7659-1060-1。
- ^ a b c d e f TOHO TV HEROES 2018, p. 122, 「流星人間ゾーン」
- ^ 宇宙船SPECIAL 1998, p. 109.
- ^ a b 最新ゴジラ大百科 1991, p. 85, 「ゴジラ17決戦画報」
- ^ ゴジラ大百科 1992, p. 144, 構成 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しむ100のカタログ」
- ^ ゴジラ大百科 1993, p. 158, 構成・執筆 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しくする 東宝怪獣映画カルト・コラム 19 ガイガンとキングギドラを倒したのは誰?」
- ^ a b ゴジラ来襲 1998, pp. 122–123, 「コラム1 TVフレームのゴジラ」
- ^ a b ゴジラ検定 2018, p. 99, 「スクリーンから抜け出したゴジラ Part1」
- ^ a b 大辞典 2014, p. 264, 「COLUMN17 テレビドラマに登場したゴジラ」
- ^ a b c d 特撮秘宝3 2016.
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- ^ 村瀬継蔵 2015, p. 268, 「村瀬継蔵インタビュー 村瀬継蔵 造形人生」
- ^ 特撮ヒーロー大全集 1988, p. 212.
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- ^ a b c d e f g h 特撮ヒーロー大全集 1988, p. 85.
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- ^ 『北海道新聞』(縮刷版) 1973年(昭和48年)9月、テレビ欄。
- ^ a b c d 『河北新報』1973年4月2日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b 山梨日日新聞 1973年7月テレビ欄。
- ^ 『北日本新聞』1973年9月24日付朝刊テレビ欄より。
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- ^ 『北國新聞』1973年10月1日付朝刊16面テレビ欄より。
- ^ 山陰中央新報 1973年7月テレビ欄。
- ^ a b c 愛媛新聞 1973年7月テレビ欄。
- ^ 山陽新聞 1973年7月テレビ欄。
- ^ 徳島新聞 1973年7月テレビ欄。
- ^ a b c 熊本日日新聞 1973年7月テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1973年4月23日 - 1973年10月15日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『新潟日報』1973年7月テレビ欄。
- ^ 沖縄タイムス 11973年7月テレビ欄。
- ^ 1973年4月12日、10月4日、信濃毎日新聞 テレビ欄。
- ^ 1973年8月16日、産経新聞・岡山版、1973年5月3日・9月27日、中国新聞、各テレビ欄。月曜19時台前半は日本テレビ系金曜19:30枠の遅れネット枠だったため。再放送(日本テレビの著作権失効後の競合他局での放送を含む)で全話放送されたかは不明。
- ^ 1973年10月6日、中国新聞、テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1973年9月7日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 北國新聞 1973年6月1日付朝刊テレビ欄より。
- ^ a b 宮崎日日新聞 1973年7月テレビ欄。
- ^ 大分合同新聞 1973年7月テレビ欄。
- ^ 竹書房/イオン 編『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』竹書房、1995年11月30日、106頁。ISBN 4-88475-874-9。C0076。
- ^ 「綴込特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2002」『宇宙船』Vol.100(2002年5月号)、朝日ソノラマ、2002年5月1日、169頁、雑誌コード:01843-05。
- ^ a b 宇宙船SPECIAL 1998, pp. 146–147, 平井幸夫「70年代スーパーヒーローコミックリスト」
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流星人間ゾーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:22 UTC 版)
東宝の「ゴジラシリーズ」の怪獣がゲスト出演し話題となる。「怪獣」と差別化した「恐獣」が登場。
※この「流星人間ゾーン」の解説は、「第二次怪獣ブーム」の解説の一部です。
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