第二次怪獣ブームとは? わかりやすく解説

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第二次怪獣ブーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/22 21:32 UTC 版)

第二次怪獣ブーム だいにじかいじゅうブームとは、1971年昭和46年)から1974年(昭和49年)[注釈 1]にかけてテレビ番組を中心として起こった社会現象。別称変身ブーム[出典 1][注釈 2]「特撮テレビ番組」だけでなく、「アニメテレビ番組」も含まれる。[要出典]


注釈

  1. ^ 書籍『超人画報』では1973年まで[1]、書籍『変身ヒーロー大全集』では1976年まで[2]と記述している。
  2. ^ ただし書籍『全怪獣怪人(上下巻)』のように「第二次怪獣ブーム」と「変身ブーム」を別個のものとして扱っているものもある[5][6]。書籍『大ゴジラ図鑑』では、第2次怪獣ブームが変身ブームに取って代わられたと記述している[7]
  3. ^ 東映の企画ビデオ『東映怪人大図鑑』(東映ビデオ)では、「東映が生み出した驚異の新概念、“怪人”」とのナレーションが入る。
  4. ^ 企画自体は『マジンガーZ』とほぼ同時期で、放映日がわずかの差で先を越された形となっている。書籍『テレビマガジン特別編集 巨大ヒーロー大全集』での作品解説では、「もし「レッドバロン」が先に放送されていれば、その後の状況は変化していたかもしれない」と記載されている[21]

出典

  1. ^ a b c d 超人画報 1995, p. 85, BonusColumn「変身ブーム到来!!」
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 変身ヒーロー大全集 1995, pp. 130–133, 「概説 変身ブームの変遷」
  3. ^ a b ゴジラ大百科 1993, p. 168, 構成・執筆 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しくする 東宝怪獣映画カルト・コラム 43 東宝スタッフが手掛けたテレビシリーズ」
  4. ^ a b 大ゴジラ図鑑 1995, p. 138, 「ゴジラ対メガロ FIELD」
  5. ^ a b c 全怪獣怪人 上 1990, pp. 144–147
  6. ^ 全怪獣怪人 下 1990, pp. 34、130 - 133.
  7. ^ 大ゴジラ図鑑 1995, p. 130, 「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン FIELD」
  8. ^ 河崎実「COLUMN『巨人の星』を終わらせた番組」『別冊映画秘宝 特撮秘宝』vol.3、洋泉社、2016年3月13日、pp.87-89、ISBN 978-4-8003-0865-8 
  9. ^ 全怪獣怪人 上 1990, p. 155.
  10. ^ 全怪獣怪人 下 1990, pp. 34–35.
  11. ^ a b 『仮面ライダーオフィシャルファイルマガジン』(講談社刊)[要ページ番号]
  12. ^ a b 『TOWNMOOK増刊:仮面ライダー』(徳間書店)[要ページ番号]
  13. ^ きくち英一「『帰ってきたウルトラマン』マル秘話 高野宏一」『ウルトラマン・ダンディー〜帰ってきたウルトラマンを演った男〜』風塵社、平成7年8月3日、ISBN 4-938733-19-6、167頁。
  14. ^ 池田憲章、高橋信之「第1章 誕生 空前のスーパーヒーロー像 ■スカルマンから仮面ライダーへ」『ウルトラマン対仮面ライダー メガヒーロー 光と影の神話』文藝春秋ISBN 4-16-347170-7、1993年2月1日、22頁。
  15. ^ a b c 『空想特撮映像の素晴らしき世界・ウルトラマンPART2』(朝日ソノラマ)[要ページ番号]
  16. ^ 全怪獣怪人 上 1990, p. 242.
  17. ^ 堤哲哉&BAD TASTE編「第3章 新1号編 復活の1号ライダー!波線飛躍するヒーロー【対談】藤岡弘、×平山亨」『仮面ライダー=本郷猛』扶桑社、2008年6月20日、ISBN 978-4-594-05661-2、133-134頁。
  18. ^ 全怪獣怪人 下 1990, pp. 130 - 133、248、302 - 304.
  19. ^ a b 『毎日新聞』1972年9月18日、夕刊。
  20. ^ 『毎日新聞』 1972年11月25日、夕刊。
  21. ^ 巨大ヒーロー大全集 1988, pp. 146–147, 「昭和40年代巨大ヒーロー戦記 作品解説(スーパーロボット レッドバロン)」
  22. ^ ゴジラ大百科 1993, p. 172, 構成・執筆 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しくする 東宝怪獣映画カルト・コラム 51 東宝特撮映画のテレビ流用例」
  23. ^ 『愛の戦士レインボーマン』DVD
  24. ^ a b 『帰ってきた帰ってきたウルトラマン』(辰巳出版)[要ページ番号]
  25. ^ 『ファンタスティック・コレクション NO48 イナズマン・フラッシュ』(朝日ソノラマ)[要ページ番号]
  26. ^ a b 『日本ヒーローは世界を制す』(角川書店)[要ページ番号]
  27. ^ 変身ヒーロー大全集 1995, pp. 158–161, 「変身ブーム博物館I 玩具」
  28. ^ 変身ヒーロー大全集 1995, pp. 196–197, 「変身ブーム博物館IV お菓子」.
  29. ^ 巨大ヒーロー大全集 1988, pp. 218–219, 「HEROスペシャルグラフ」
  30. ^ 岡田勝監修、藤川裕也編「第2章 大野剣友会伝の誕生 14.ヒーローショーのはじまり」『大野剣友会伝 アクションヒーローを生んだ達人たち』風塵社、1999年7月15日、ISBN 4-938733-69-2、73-76頁。
  31. ^ 円谷プロダクション監修 宮島和宏編「第1章 超戦士現る COLUMN 着ぐるみに関する裏事情」『僕らのウルトラマンA(エース)』辰巳出版(タツミムック)2000年7月10日、ISBN 4-88641-518-0、44頁。
  32. ^ 円谷プロダクション監修 宮島和宏編「第3章 挿話解説 テーマおよび物語の考察 リベンジへのチャレンジ波線再生・改造怪獣にみる旧作品との接点波線」『検証・第2次ウルトラブーム タロウ タロウ タロウ ウルトラマンT(タロウ)』辰巳出版(タツミムック)、1999年10月20日、ISBN 4-88641-438-9、155頁。
  33. ^ a b 『読売新聞』1974年1月18日、夕刊。
  34. ^ a b c 『毎日新聞』1974年2月23日、夕刊。
  35. ^ ゴジラ大百科 1993, p. 163, 構成・執筆 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しくする 東宝怪獣映画カルト・コラム 32 『ゴジラ(84)』と東宝パニック路線」
  36. ^ 大ゴジラ図鑑 1995, pp. 26–27, 「序」
  37. ^ 大ゴジラ図鑑 1995, p. 17, 「ゴジラ GODZILLA」
  38. ^ 大ゴジラ図鑑 1995, p. 18, 「ゴジラVSビオランテ」
  39. ^ SFドラマ大図鑑 2013, p. 68, Staff Interview 比留間伸志.
  40. ^ a b SFドラマ大図鑑 2013, p. 112, 『猿の軍団』のマスクとメイク
  41. ^ 巨大ヒーロー大全集 1988, pp. 141, 「昭和40年代巨大ヒーロー戦記 作品解説(ミラーマン)」
  42. ^ 変身ヒーロー大全集 1995, p. 134, 「作品紹介(1) 好き! すき!! 魔女先生」
  43. ^ 大ゴジラ図鑑 1995, pp. 126・128.
  44. ^ ゴジラ大百科 1993, p. 166, 構成・執筆 早川優「ゴジラ映画を100倍楽しくする 東宝怪獣映画カルト・コラム 37 『ゴッドマン』『グリーンマンに登場した怪獣スター』」
  45. ^ 尾形英夫 編「妖気にせまられながら」『ロマンアルバム(4) テレビランド増刊号 デビルマン』徳間書店、1978年2月25日、72頁。 
  46. ^ 『大ゴジラ図鑑2』(ホビージャパン社)[要ページ番号]
  47. ^ 超人画報 1995, p. 117, CHAPTER●III 第二次怪獣ブームから変身ブームへ ヒーロー戦国時代(1971〜1978)
  48. ^ 鷺巣富雄(監修)、堤哲哉(編著)『マグマ大使パーフェクトブック』白夜書房、1999年2月10日、156頁。ISBN 4-89367-583-4 

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