民話テレホンサービス・昔話動画サービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 04:02 UTC 版)
「フジパン」の記事における「民話テレホンサービス・昔話動画サービス」の解説
1981年(昭和56年)から民話のテレホンサービス「とんとむかし あったとさ」を開始した。卸売りパン(一部を除く)のパッケージ裏面に記載された「民話が電話で聞けるヨ!」の番号に電話を掛けるとテープ音声による民話の語りを聞くことができる。毎週月曜に更新され、同社の専用Webサイト「民話の部屋」では過去の音声作品に挿絵と文章を付け加えた形式で公開されている。 ほとんどが日本の民話であり、約5分~10分間民話を聞ける。最後まで民話を聞くと、『フジパンの一口メモ』として、パンに関するトリビアが聞ける。回によっては『フジパンからのお願い』として、電話で聞いた民話を友達などに話をして欲しいというアナウンスが流れる。このサービスの運営は元教師であった2代目社長舟橋正輝の意向によるものである。 制作は東京テレホン放送。ナレーションはサービス開始時から2003年までは井上瑶が務め、井上の逝去から1年後の2004年からは2代目として平辻朝子が担当している。 BS-TBSで2020年6月よりノンスポンサーで放送されていた昔話アニメーション番組『むかしばなしのおへや 〜伝えたい日本昔話〜』は、2021年10月よりフジパンが単独スポンサーとなり主題歌や番組構成を一新するとともに、YouTubeにて公開されていた本編動画がフジパン公式サイトにてリンク公開されるようになった。これと同時にテレホンサービスを2022年5月末に終了することを公表した。なおWebサイト「民話の部屋」の運営は継続される。
※この「民話テレホンサービス・昔話動画サービス」の解説は、「フジパン」の解説の一部です。
「民話テレホンサービス・昔話動画サービス」を含む「フジパン」の記事については、「フジパン」の概要を参照ください。
- 民話テレホンサービス・昔話動画サービスのページへのリンク