民放における同時配信サービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:18 UTC 版)
「NHKプラス」の記事における「民放における同時配信サービス」の解説
民間放送では、2015年から独立放送局(独立局)の東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)がリクルートホールディングスと共同で動画配信サービス「エムキャス」を立ち上げ、同局で放送している一部番組をインターネットでも同時配信するサービスを開始した。また、在京民放キー局5社も共同の動画配信サービス「TVer」を同年に立ち上げ、系列局(地方局)および一部の独立局やNHK制作を含む番組の見逃し配信を実施している。しかし、在京民放キー局各社は同時配信について、採算上の問題や系列局への配慮から慎重の立場を取っていた。 その後、民放でも本サービスに追随する形で、放送同時配信の開始に向けて調整を進めていることが2020年2月に報じられた。それに先駆けて、同年1月に在京民放5社が夕方に放送している番組のネット同時配信に関する技術実証をTVerにて行った。 日本テレビは2020年10月3日19時から12月30日21時まで、「日テレ系ライブ配信」(現・日テレ系リアルタイム配信)のサービス名でTVerにおいて、トライアル配信を行い、2021年10月2日19時から同サービスの正式配信を開始した。また、日本テレビ以外の在京民放キー局各社でも2022年4月に同様の同時配信サービスを開始することが明らかになっている。また、在阪テレビ局である毎日放送でも開始時期は未定であるが、同時配信サービスの準備を行っていることを明らかにしている。 なお、毎日放送以外の準キー局を始めとする系列局並びにTOKYO MXを除く独立局は2022年2月時点で方針を明らかにしていない。 詳細は「サイマル放送#インターネットサイマル配信」を参照
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