極超新星とは? わかりやすく解説

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きょく‐ちょうしんせい〔‐テウシンセイ〕【極超新星】

読み方:きょくちょうしんせい

通常の超新星比べ10倍以上の爆発エネルギーをもつもの。太陽40倍以上という大質量恒星が、進化最終段階超新星爆発起こしたものと考えられている。また、星の内部形成され高速回転するブラックホールにより強力なジェット生じたものは、γ線バースト発生源一つであるという説がある。ハイパーノバ


極超新星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 15:32 UTC 版)

極超新星[1](きょくちょうしんせい)あるいはハイパーノヴァ[2] (hypernova[1]) は、通常の超新星の10倍以上の爆発エネルギーを持つ超新星のことである[3]ガンマ線バーストとの関係も指摘されているが、発生頻度もまれなうえ、遠方の銀河で発生するケースを観測する場合もあり、その明確な理論はよくわかっていない。


  1. ^ a b 『天文学大事典』天文学大事典編集委員会、地人書館、2007年6月、初版第1版、156頁。ISBN 978-4-8052-0787-1
  2. ^ 全天X線監視装置(MAXI)が“極”超新星(ハイパーノバ)の痕跡を発見~天の川銀河での発見は世界初~”. 宇宙航空研究開発機構 (2013年2月22日). 2015年9月2日閲覧。
  3. ^ 『恒星』第7巻、日本評論社〈シリーズ現代の天文学〉、2009年7月1日、第I版第I刷、334-337頁。ISBN 978-4-535-60727-9
  4. ^ すばる望遠鏡による観測


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極超新星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 04:09 UTC 版)

超新星」の記事における「極超新星」の解説

詳細は「極超新星」を参照 超新星のうち、特に爆発エネルギー大きいもの(通常の10倍以上)を、特に極超新星と呼び区別している。スペクトルにおいて、水素珪素ヘリウムの各吸収線見られず、さらに従来Ic型とも類似性認められない

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「極超新星」を含む「超新星」の記事については、「超新星」の概要を参照ください。


極超新星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 21:52 UTC 版)

恒星進化論」の記事における「極超新星」の解説

質量太陽40倍よりも大き恒星場合には、超新星爆発規模極めて大きい極超新星となる。極超新星はガンマ線バースト伴って観測されることもあり、中心核ブラックホールとして残存する考えられている。

※この「極超新星」の解説は、「恒星進化論」の解説の一部です。
「極超新星」を含む「恒星進化論」の記事については、「恒星進化論」の概要を参照ください。

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