森 長定とは? わかりやすく解説

森 長定(もり ながさだ) 1565~1582

乱丸 成利
◇父:森可成
 父可成三男尾張織田信長寵童、森蘭丸として有名。しかし、彼にまつわる多く逸話は、ほとんどが後世の創作か。信長秘書存在務めて信長の側にあった1582年兄長可の甲斐・武攻め後、その跡美濃金山城主となる。本能寺の変の時、信長と共にあって、明智光秀襲撃を受け、弟坊丸、力丸と共に討死

森成利

(森 長定 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 04:16 UTC 版)

森 成利(もり なりとし)は、安土桃山時代武将織田信長の近習をつとめ、本能寺の変で主君と2人の弟と共に討死した。


注釈

  1. ^ 成利の出生当時、葉栗郡は尾張国に属しており、天正14年(1586年)の木曽川氾濫で流路が変わったことにより、美濃となっている。
  2. ^ 『信長公記』『兼山記』では長可に代わって金山城の城主となっており、『遠山来由記』、『巖邑府誌』では森蘭丸が岩村城を、団忠正が金山城を与えられたと記されている。

出典

  1. ^ 可成寺
  2. ^ @HIRAYAMAYUUKAIN (2023年6月16日). "彼が「蘭丸」と称した事例は存在しないのです。彼の文書には「乱」「乱法師」とあり、諱は「成利」です。森蘭丸というのは、軍記物などによる呼称。なので今回は、森乱としていただきました". X(旧Twitter)より2023年6月17日閲覧
  3. ^ a b c d 谷口克広『織田信長家臣人名辞典』(第2版)吉川弘文館、2010年。 
  4. ^ a b c d e 『歴史群像シリーズ20 激闘・織田軍団』学習研究社、1990年、170-173頁。 
  5. ^ 森嵩正『森蘭丸の母とその流れ~妙願寺史に沿って』近代文芸社、1996年。 
  6. ^ 井伊達夫『赤備え-武田と井伊と真田と』(普及版)宮帯出版社、2011年(原著2007年)、39頁。 
  7. ^ 石田謙司『甲冑師・明珍宗恭と語る-黒沢明が愛した最後の職人』小学館スクウェア、2007年、51頁。 
  8. ^ 井伊達夫『戦国甲冑うらばなし』甲冑同考会、2016年、70頁。 


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