桂女とは? わかりやすく解説

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かつら‐め【×桂女】

読み方:かつらめ

京都住み神功皇后祭神とする伏見御香宮(ごこうのみや)や石清水八幡宮奉仕したという巫女(みこ)。祝い事のある貴族の邸へ行って祝言述べ、後には疱瘡(ほうそう)や安産守り札売り歩くこともした。桂姫

の里に住み桂川(あゆ)や飴(あめ)などを京都の町で売り歩いた女。頭を布で巻く風俗特徴

昔、貴人婚礼のとき、花嫁の供をした女。鬘女(かずらめ)。


桂女

読み方:カツラメ(katsurame)

京都西南右京区住した婦人の称。


桂女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 14:04 UTC 版)

桂女(かつらめ)は、山城国葛野郡桂(現在の京都府京都市西京区桂)に住んでいた、あるいは頭に被り物「かつら(蔓)」を付けていたことからそう呼ばれた女性であり、かつて時代により巫女行商遊女助産師予祝芸能者といった役割を担った[1][2][3]桂御前(かつらごぜん)、桂姫(かつらひめ)、桂の女(かつらのめ)とも呼ばれた[2][3][4]


  1. ^ a b c d e f g 桂女世界大百科事典 第2版コトバンク、2012年8月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 桂女デジタル大辞泉、コトバンク、2012年8月27日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 桂女大辞林 第三版、コトバンク、2012年8月27日閲覧。
  4. ^ a b c 小山田ほか、p.142.
  5. ^ 世界大百科事典 第2版『上桂荘』 - コトバンク、2012年8月27日閲覧。
  6. ^ 百科事典マイペディア『』 - コトバンク
  7. ^ a b 山城国葛野郡下桂村風間家文書解題”. 神戸大学附属図書館. 2012年8月27日閲覧。
  8. ^ 桂女風俗博物館、2012年8月27日閲覧。
  9. ^ “桂御所入りした「御飴所」”. 京都新聞. http://www.kyoto-np.co.jp/kp/rensai/wagashi/w-19.html 2012年8月27日閲覧。 
  10. ^ はちまきの話折口信夫、1926(大正15)年6月、青空文庫


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