札幌市電西15丁目人身事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「札幌市電西15丁目人身事故」の解説
2021年(令和3年)10月11日22時10分頃(鉄道人身傷害事故) 札幌市電山鼻線西線11条停留場 - 西線9条旭山公園通停留場間を走行中の電車が、運転士の不注意により赤信号を冒進し自転車と衝突、自転車の中学生に頭の骨を折る重傷を負わせた。 札幌市電では毎年冬季にラッピング車両「雪ミク電車」を運行していたが、この事故を受け札幌市からクリプトン・フューチャー・メディアへの申し入れが行われ、2021年 - 2022年シーズンにおける雪ミク電車の運行中止が決定された。また、この事故を受け、国土交通省北海道運輸局は、運行主体である札幌市交通事業振興公社と、車両・施設を保有管理する札幌市に対し、事故の直接原因である運転士の不注意のほか、レールの締結状態に関する検査が未実施であったことや、8500形やA1200形に対して検査に不備があったことなどを指摘し、法令に基づく検査を行うよう改善指示を出した。
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