朝日新聞珊瑚記事捏造事件とは? わかりやすく解説

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朝日新聞珊瑚記事捏造事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 08:26 UTC 版)

朝日新聞珊瑚記事捏造事件(あさひしんぶんさんごきじねつぞうじけん)は、1989年平成元年)に沖縄県西表島に於いて、朝日新聞社カメラマン本田嘉郎が、自作自演珊瑚に落書きによる傷をつけ、その写真をもとに新聞記事を捏造した虚報事件である[1]


注釈

  1. ^ 大阪本社版や夕刊を発刊していない統合版発行地域を除く。
  2. ^ 以上までは朝日新聞5月20日の紙面にも掲載されている[16]
  3. ^ 珊瑚記事捏造事件のこと。
  4. ^ 消息不明になっていた伊藤律の会見記事を記者が捏造した事件。
  5. ^ 1971年(昭和46年)8月21日、陸上自衛隊朝霞駐屯地に侵入した大学生2人が警衛任務中の歩哨を殺害した事件。朝日ジャーナル記者川本三郎は、犯人グループが侵入の際に使用した自衛官の制服や歩哨から奪取した「警衛」腕章を受け取った。制服や腕章は後に川本の同僚記者の妻に焼却させた。
  6. ^ 1971年(昭和46年)4月13日、政府は閣議で最高裁判所から10日に提出された163人の裁判官を任命したが、最高裁が提出した書類に宮本康昭熊本地方裁判所・家庭裁判所判事補が含まれなかったことから、再任されなかった。この背景について朝日は「再任拒否の内幕」と題して記事にしたが、最高裁は事実と異なるとして、記事の取り消しと陳謝求めた。朝日は28日に記事の誤りを認め遺憾の意を表明した[47][48][49]
  7. ^ 1971年(昭和46年)9月9日、通商産業省公害保安局は毒性のある微量重金属を垂れ流している工場の存在を公表したが、個別の企業名は伏せられた。翌10日の朝日新聞朝刊や11日の同社説で、企業名を公表するように主張した[50][51]。一方、通産省の方針に反発した一部の道府県は違反工場名を公表し始めた[52]。13日、通産省は一転して全362社の社名を公表。読売は全工場名を紙面に掲載したが、朝日は6工場しか掲載しなかった[53][54][55]。当時、朝日新聞は六価クロムを含んだ写真製版処理液を下水道に処理せず放流していた為、リストに掲載されていた。片岡は、朝日は自らがリストに掲載されていることを完全に隠蔽して、他の6工場名を名指した、と指摘している[56]
  8. ^ 1980年(昭和55年)5月11日午後10時45分頃、酒に酔った朝日新聞記者が富坂警察署の署長公舎に侵入、就寝中の同署長を足蹴りした上、馬乗りになって暴行した事件[57][58][59][60][61][62]
  9. ^ 1981年(昭和56年)2月16日、ホテルニューオータニで開かれた大手建設会社役員の懇親会「経友会」の会場に鹿島建設副社長が入ったところ、見知らぬ若い男が座っていた。副社長が「どちらの人か」と尋ねたところ、男は「朝日の記者です」と答えた。副社長が「どこの部か」と質すと、「社会部で、飛鳥建設の会長に会いたい」と答えた。副社長が男に名刺を求めると、男は「車の中にあるので、とってくる」と会場を出たが、その後戻ってこなかった。不審に思った関係者が会場を調べたところ、テーブルの下から盗聴器が見つかった。当該記者は退社処分となった[63][64][65][66][67][68]
  10. ^ 1984年(昭和59年)10月31日、朝刊1面に「これが毒ガス作戦」との見出しと共に川岸で煙が立ち昇る写真を掲載したが、この写真は毎日新聞カメラマン山上円太郎が撮影し、『サンデー毎日』1939年(昭和14年)10月15日号に「中支江南戰線、煙幕を展開、対岸の敵陣に猛撃を加へるわが軍=山上特派員撮影」の説明付きで掲載されたものであった[69][70]
  11. ^ 1984年(昭和59年)8月5日、朝日は帝国陸軍歩兵第23連隊宮崎県都城市)所属の上等兵の日記と写真が見つかったと報じた。日記は上等兵が虐殺に直接関わり、悔やんだ様子が綴られ、写真は南京事件で惨殺されたとみられる男女の支那人の生首が転がっている様子が写っていた、とされた。記事掲載後、第23連隊の連隊会から「連隊とは無関係」と表明があった為、朝日が調べた所、写真は全く関係ない匪賊のものだった[71][72]
  12. ^ 誰の所有でもない珊瑚に傷をつけたために器物損壊罪に問えない故の措置である。
  13. ^ 当時の自然環境保全法の主旨は植物や動物を捕獲(採捕)することを禁止したものであり、動植物を損傷する行為を禁止していなかった。仮に起訴しても類推解釈の禁止の原則を定めた刑法の罪刑法定主義に抵触し、裁判所が無罪判決を出すのが明らかであった。
  14. ^ 朝日新聞縮刷版には収録されず、記事参照が困難であったが、オンライン新聞記事データベース「朝日新聞クロスサーチ」で公開されている「朝日新聞縮刷版1879~1999」は、発行当時の紙面のマイクロフィルム版をスキャンしたものであるため、該当箇所も初出のまま収録されている。
  15. ^ arrogance, 傲慢、横柄、尊大の意
  16. ^ 新しい歴史教科書をつくる会編・扶桑社発行、2006年度から2010年度まで使用。
  17. ^ 地球によく似た星の未来の江戸が舞台と言う設定

出典

  1. ^ 事件犯罪研究会 編『明治・大正・昭和・平成 事件・犯罪大事典』東京法経学院出版、2002年7月1日、20頁。ISBN 9784808940034 
  2. ^ 読売新聞編集局 2014, p. 124.
  3. ^ a b c d 読売新聞編集局 2014, p. 125.
  4. ^ a b c d e 読売新聞編集局 2014, p. 126-127.
  5. ^ 堀本和博 1989, pp. 39–41.
  6. ^ 読売新聞編集局 2014, p. 126.
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  11. ^ 「サンゴ撮影 行き過ぎ取材について」『朝日新聞』、1989年5月16日、東京朝刊、3面。
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  17. ^ 「本社に抗議電話相次ぐ」『朝日新聞』、1989年5月16日、東京朝刊、3面。
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  19. ^ 読売新聞編集局 2014, p. 127-129.
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  22. ^ a b 「朝日新聞 無傷のサンゴ削った 全面謝罪 写真部員を解雇」『毎日新聞』、1989年5月20日、東京朝刊、1面。
  23. ^ 「「落書き、ねつ造でした」 朝日新聞がおわび掲載」『産経新聞』、1989年5月20日、東京夕刊、11面。
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  25. ^ 「一柳社長が辞任 サンゴ事件で引責 後任に中江専務」『朝日新聞』、1989年5月27日、東京朝刊、1面。
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  27. ^ 「朝日新聞社長辞任 「読者を愚ろう」と自己批判 報道倫理、苦渋の決断」『読売新聞』、1989年5月27日、東京朝刊、31面。
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  29. ^ 調査報告, pp. 10–13.
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  41. ^ a b c d e f 調査報告, p. 13.
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  69. ^ 「「これが毒ガス作戦」と元将校 当時の日本軍部内写真を公表」『朝日新聞』、1984年10月31日、東京朝刊、1面。
  70. ^ 「日本軍の「化学戦」の写真 贛湘作戦とわかる」『朝日新聞』、1984年11月14日、東京朝刊、3面。
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  77. ^ 「サンゴ損傷 朝日新聞と元写真部員は不起訴 「採捕」に該当せず/那覇地検」『読売新聞』、1989年12月16日、東京朝刊、30面。
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  80. ^ 柴田鉄治『新聞記者という仕事』〈集英社新書 0205-B〉2003年8月21日、142-144頁。ISBN 9784087202052 
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  91. ^ 片岡正巳 1990, pp. 12–16.
  92. ^ a b c 中村庸夫『サンゴ礁の秘密―彼らは“地球の肺”である』祥伝社、1994年7月1日、57-65頁。ISBN 9784396310578 
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「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の続きの解説一覧

朝日新聞珊瑚記事捏造事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 10:09 UTC 版)

朝日新聞」の記事における「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の解説

1989年4月20日付の夕刊において、「サンゴ汚したK・Yってだれだ」との大見出しで,沖縄自然環境保全地域指定海域にある世界最大のアザミサンゴに傷が付けられていることを取り上げ、その象徴としてK・Y」というイニシャル刻まれ珊瑚カラー写真と共に日本人モラル低下を嘆く記事掲載する。しかし、疑問抱いた地元ダイバーらの調査結果カメラマン自身によって無傷の状態であった珊瑚イニシャル刻まれという事実が発覚し記事捏造事件発展社長当時一柳東一郎引責辞任追い込まれる事態となった詳細は「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」を参照

※この「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」の解説は、「朝日新聞」の解説の一部です。
「朝日新聞珊瑚記事捏造事件」を含む「朝日新聞」の記事については、「朝日新聞」の概要を参照ください。

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