有馬山丸とは?

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有馬山丸

姉妹船・浅香山丸、熱田山丸とともに三井物産のニューヨーク・ライナーとして建造戦火をくぐり抜け数少ない洋貨物船。海運民営還元後の1951年2月戦後初めニューヨーク入港した邦船


有馬山丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/11 19:48 UTC 版)

有馬山丸(ありまさんまる)は、三井物産船舶部が1937年に建造した高性能貨物船。日本の外国航路商船の中で太平洋戦争を生きのびた数少ない例であり、戦前戦後を通じてニューヨーク航路で活躍した。1953年には日本最初の実用的なターボチャージャー付き船舶用ディーゼルエンジンを搭載した。


注釈

  1. ^ 助成の関係で本船建造の引き当てに船齢26年の三井物産保有船「金華山丸」(4980総トン)と「高雄山丸」(2076総トン)が解体されることになったが[5]、いずれも解体期限延長で実施されないまま戦没している。
  2. ^ ヒ65船団加入時の乗船部隊は以下の4684人[17]。独立歩兵第261大隊930人、近衛歩兵第5連隊迫撃砲第1中隊154人および戦車中隊30人、独立船舶工兵第2中隊333人および同第3中隊332人、鉄道第7連隊80人および同第8連隊122人、第18師団補充要員461人、第7方面軍補充要員1038人、第7航空情報連隊561人、第9飛行師団110人、第3航空軍要員、日本軍憲兵教習隊17人、移動製材班220人、便乗者155人。
  3. ^ ただし、魚雷が命中したとする資料もある[7]
  4. ^ マニラ・ミリ間の行程に関し、ミ船団の一つのミ05船団が同じく6月18日にマニラを出てミリへ向かっているが、駒宮(1987年)では同船団加入船に本船を挙げていない[21]
  5. ^ 野間(2002年)では6月12日からシンガポールで応急修理を受けたとしているが[7]、6月12日は本船が除かれた後のヒ65船団本隊のシンガポール到着日時である[18]
  6. ^ 野間(2002年)ではこの時の加入船団をヒ80船団としているが[7]、ヒ80船団は本文で後述のように同年11月に運航された別の船団である[24]
  7. ^ 門司から釜山へ人員5538人・大発動艇16隻・軍需物資等を輸送。釜山から門司へ人員1198人・軍需物資等を輸送。門司から大阪へ生ゴム・雑貨・ボーキサイトを輸送[26]
  8. ^ ほか行動不能状態の「聖川丸」(川崎汽船:6862総トン)と「北海丸」(大阪商船:5114総トン)があった。「聖川丸」は一度沈没した後に復旧されたが、「北海丸」はインドネシア独立戦争に巻き込まれて完全喪失となった。
  9. ^ 三井船舶の終戦時の保有船は17隻で、うち2隻は大破状態。本船のほかは中型の「空知丸」と「大江山丸」(戦時標準船)、その余は小型船。なお、海運総局の資料で残存船19隻となっているのは、戦没後の記録抹消未了だった2隻が誤認されている[30]
  10. ^ ただし、野間(2002年)によると本船による戦後日本初のニューヨーク入港は1951年2月7日である[7]

出典

  1. ^ a b c d 三井造船株式会社 『三十五年史』 三井造船、1953年、59頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 運輸通信省海運総局(編) 『昭和十四年版 日本汽船名簿(内地・朝鮮・台湾・関東州)』 運輸通信省海運総局、1939年、内地在籍船の部64頁、アジア歴史資料センター(JACAR) Ref.C08050073100、画像29枚目。
  3. ^ a b c d 岩重(2011年)、111頁。
  4. ^ a b c 田山経二郎 「船用大形2サイクル低速ディーゼル機関の技術系統化調査」『国立科学博物館 技術の系統化調査報告』第8集、国立科学博物館、2007年3月30日、193頁。
  5. ^ 大阪商船三井船舶株式会社 『創業百年史』 大阪商船三井船舶、1985年、332頁。
  6. ^ 岩重(2011年)、23頁。
  7. ^ a b c d e f g h i j k l 野間(2002年)、592-593頁。
  8. ^ 岩重多四郎 「1/700戦時輸送船模型集:有馬山丸」『Rosebury Yard』(2012年8月30日閲覧)
  9. ^ 岩重(2011年)、26頁。
  10. ^ 三井船舶(1958年)、438頁。
  11. ^ 三井船舶(1958年)、432、442頁。
  12. ^ a b c d e 三井船舶(1958年)、547-548頁。
  13. ^ 『船舶輸送間に於ける遭難部隊資料』、JACAR Ref.C08050112700、画像43、46枚目。
  14. ^ 第二復員局残務処理部 『海軍指定船名簿』 JACAR Ref.C08050091700、画像2枚目。
  15. ^ 駒宮(1987年)、141頁。
  16. ^ 駒宮(1987年)、155頁。
  17. ^ 『船舶輸送間に於ける遭難部隊資料』、JACAR Ref.C08050112700、画像11枚目。
  18. ^ a b 駒宮(1987年)、182-184頁。
  19. ^ a b c 『船舶輸送間に於ける遭難部隊資料』、JACAR Ref.C08050112600、画像14枚目。
  20. ^ Cressman, Robert J. The Official Chronology of the US Navy in World War II, Annapolis: MD, Naval Institute Press, 1999, p. 490.
  21. ^ 駒宮(1987年)、189-190頁。
  22. ^ 駒宮(1987年)、199-200頁。
  23. ^ 駒宮(1987年)、220頁。
  24. ^ a b 駒宮(1987年)、294-295頁。
  25. ^ 駒宮(1987年)、283頁。
  26. ^ a b c d 汽船有馬山丸船長 倉橋利貞「大東亜戦争中指定船行動表 自昭和十九年十二月一日 至昭和二十年二月二八日」『大東亜戦争昭和十八年指定船行動表』 JACAR Ref.C08050057800、画像7-10枚目。
  27. ^ 駒宮(1987年)、304-305頁。
  28. ^ 「12.第九次帝国軍用病院船名通告ノ件(和浦丸、有馬山丸)」『大東亜戦争関係一件/病院船関係』第2巻 JACAR Ref.B02032924100
  29. ^ 岩重(2011年)、63頁。
  30. ^ 三井船舶(1958年)、515頁。
  31. ^ 病院船 有馬山丸船長 『行動証明書』 1946年10月14日。
  32. ^ 三井船舶(1958年)、464頁。
  33. ^ 三井船舶(1958年)、501頁。


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