IT用語辞典バイナリ |
暴露ウィルス
別名:暴露ウイルス
暴露ウィルスとは、コンピュータウィルスのうち、コンピュータ内に記録保存されているデータを外部ネットワークで公開しようとするタイプのウィルスの総称である。
暴露ウィルスの多くは、Winnyのようなファイル交換ソフトの中で流通している場合が多い。ファイル交換ソフトを利用していると、知らない間に暴露ウイルスがダウンロードされ、感染する。感染した暴露ウィルスは、コンピュータのハードディスクに保存されているファイルを、ファイル交換ソフトなどを通じて公開してしまう。このため、感染したパソコンの持ち主は、外部に漏らされたくない文書や画像などを不特定多数の人間に見られてしまう。
代表的な暴露ウィルスとしては、Antinnyや山田オルタナティブなどがある。Antinnyはデータを外部に流出し、山田オルタナティブはローカルのパソコンを外部に公開されたサーバーに設定してしまう。2005年の末ごろから2006年初頭にかけて、企業や公的機関で用いられていたパソコンが暴露ウイルスに感染、パソコンの中に保管されていた機密情報が流出してしまう事件が相次ぎ、社会問題になった。
参照リンク
Winnyによる情報漏えいを防止するために (IPA)
| ウィルス・ワーム: | Facebookワーム Happy99 バックドア型 暴露ウィルス パスワードスティーラ ヒューリスティックスキャン ポリモーフィック型ウィルス |
ウィキペディア |
暴露ウイルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/08/06 13:28 UTC 版)
(暴露ウィルス から転送)
暴露ウイルス(ばくろウイルス)とは、感染するとコンピュータ内部の情報をファイル共有ソフトのネットワークやインターネットに不特定多数の人が見られるようにするコンピュータウイルス(あるいはトロイの木馬・ワーム)の総称。
暴露ウイルスに感染すると、マイドキュメントやOutlook Expressのメール履歴やデスクトップ画面などに保存されたデータを圧縮し、ファイル共有ソフトや画像アップローダなどを通じて外部に送信したり、自らがHTTPサーバーとなってインターネット上に公開するものもある。
仮にコンピュータ内のデータが流出してしまった場合、膨大なネットワークデータの中からそれらのデータを完全に回収することは原理的に不可能であり、流出したデータ(メールの内容やアドレス帳、保存していた写真、パスワード一覧など)の内容によっては、パソコンが感染したユーザだけでなく、そのユーザと関わりのある多くの人々が社会的に深刻なダメージを被りかねないため、ある意味では“極めて危険な”ウイルスであるとも言える(逆に、コンピュータ本体に致命的なダメージを与えるタイプの暴露ウイルスは確認されていない)。
- 1 暴露ウイルスとは
- 2 暴露ウイルスの概要
- 3 脚注