明治節唱歌とは? わかりやすく解説

明治節唱歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/22 03:44 UTC 版)

明治節」の記事における「明治節唱歌」の解説

1928年昭和3年10月2日小学校儀式用唱歌明治節唱歌追加された。毎年明治節当日小学校儀式声高らかに歌われた。唱歌タイトルは「明治節唱歌」、または単に「明治節」である。著作権文部省帰属する作詞作曲事情については#明治節唱歌の選定の節を参照。 明治節唱歌の歌詞と楽譜次の通りである。 明治節唱歌 一、 亜細亜アジヤ)の東(ひがし) 日(ひ)出(い)づる処(ところ) 聖(ひじり)の君(きみ)の現(あらは)れまして 古(ふる)き天地あめつち)とざせる(きり)を 大御光(おほみひかり)に隈(くま)なくはらひ 教(をしへ)あまねく道(みち)明(あき)らけく 治(をさ)めたまへる御代(みよ)尊(たふと) 二、 恵(めぐみ)の波(なみ)は八洲(やしま)に余(あま)り 御稜威(みいつ)の風(かぜ)は海原うなばら越えて 神(かみ)の依(よ)せさる御業(みわざ)を弘(ひろ)め 民(たみ)の栄(さか)行(ゆ)く力(ちから)を展(の)ばし 外(と)つ国々くにぐに)の史(ふみ)にも著(しる)く 留(とど)めたまへる御名(みな)畏(かしこ) 三、 秋(あき)の空(そら)すみ(きく)の香(か)高(たか)き 今日(けふ)のよき日(ひ)を皆(みな)ことほぎて 定(さだ)めましける御憲(みのり)を崇(あが)め 諭(さと)しましける詔勅(みこと)を守(まも)り 代々木(よよぎ)の(もり)の代々(よよ)長(とこし)へに 仰(あふ)ぎまつらん 大帝(おほみかど) 歌詞中「依させる」は「任せ給える」の意味。「御憲」は国法。「詔勅」は「みことのり」で、たびたび下された勅語全部意味するが、特に学校では教育勅語軍隊では軍人勅諭、あるいは戊申詔書を指すものと解される第1節第2節明治天皇事蹟をたたえ、第3節国民覚悟述べている。儀式用唱歌相応しくできているが、余りに長すぎるし、歌曲程度易しくないため、小学児童教えときには細心の注意要するといわれた。

※この「明治節唱歌」の解説は、「明治節」の解説の一部です。
「明治節唱歌」を含む「明治節」の記事については、「明治節」の概要を参照ください。

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