旭川町長を告訴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/05 10:04 UTC 版)
自身への疑いが晴れた天川は、近文アイヌは旭川町長・奥田千春にその土地を奪われたとの情報を目にする。報復として栗山の告訴を検討し、それを弁護士に相談する。しかし弁護士からは、それよりも旭川町長を訴え、アイヌの土地を取り返すべきだと諭される。近文の川村モノクテ首長らと面会した天川は、この一件は旭川町長と栗山国四郎、仲間であったはずの川上コヌサらの結託による謀略と判断。1905年(明治38年)6月、天川は川村首長を代理し、旭川区裁判所へ奥田千春に対する訴訟を起こす。その結果、町長の側から、旭川町がアイヌ給与地を保護することにしてはどうかとの提案があり、天川はそれを受け入れ、示談が成立した。
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