そうけい‐せん〔サウケイ‐〕【早慶戦】
早慶戦
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早慶戦（そうけいせん）または慶早戦（けいそうせん）は、早稲田大学（以下、「早稲田」）と慶應義塾大学（以下、「慶應」）との、早慶両校の対抗戦である。主にスポーツ（特に野球、サッカー、ラグビー、レガッタ）での対戦における伝統の一戦としてメディア等で扱われており、日本では「学生による世界三大競技」の1つとして認知されている[1]。スポーツ分野以外でもこの両校の学生サークルが実施する討論会などで使用されることがある。
注釈
- ^ 野球部では、1960年の部史では「一般的な表記として『早慶戦』」と表記したが、1989年の部史では「内部向けの資料なので『慶早戦』」表記とした[5]。野球部公式サイトでも「野球部の歴史」ページでは「早慶戦」、応援コンテンツは「慶早戦に行こう」となるなど一定していない。
- ^ 厳密には柔道の方が先んじているが、一般には野球が起源として扱われることが多い。柔道については後述。
- ^ 勝ち点制＝2勝先勝方式のため、一方が2勝するまで試合は行われる。
- ^ 他に4年に一度、愛知県名古屋市で実施されるオール早慶戦は、同市にかつてあった鳴海球場の開設30周年となった1957年より、記念試合として行われているものである。
- ^ この銀杯は早慶戦中断後の1911年に早稲田に引き渡され、恩賜記念館で保管されていたが、1945年の空襲によって失われた[10]。
- ^ 1925年春は早慶明立と試験的に1試合ずつ対戦し、秋に至って正式加盟が認められた[19]。
- ^ 1927年秋に東京ローカルで始まった東京六大学野球中継は1929年春に全国放送へと拡大した[20]。
- ^ なお、その前の2017年春季リーグで慶應が優勝していれば2018年春季にリーグ三連覇を達成していたことになっていたが、早慶戦で慶應が先勝して2戦目も勝てば優勝としながら優勝を逃した経緯がある[23]。
- ^ 「予科戦」との対比として「全早慶戦」とされた。OBが参加する、野球などの「全早慶戦」とは意味が異なる。
- ^ 部員数に勝る早稲田側が30名、少数精鋭としたい慶應側が15名を主張した。
- ^ 学校武道禁止中の1947年から1949年には、学校武道と早慶戦の復活を期してOB戦が3度行われた[59]。
- ^ 戦前の三田大講堂に設置されていたユニコン像がモデルとされ、それまでのミッキーマウスに代わって1962年（昭和37年）秋の早慶戦でデビューした[71]。
- ^ 2007年秋季リーグ戦の早稲田－法政1回戦、及び早稲田－立教1回戦では試合前に両校応援団の合同セレモニーが実施され、早慶戦で見られる応援団の陣中見舞い・応援歌曲の交換（「チャンス法政」を早稲田側で行うなど）が行われた。
出典
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- ^ 『早慶戦の謎─空白の19年』 246-247頁
- ^ 「その頃の五大学リーグ会議といふものは、シーズンの初めに一回だけ明治大学で開かれたのであるが、試合組合せの抽籤になると、早慶戦はざる片輪リーグの不便さは、いつも苦情の種となった。協議事項などは殆んどないのであるから、組合せが主なるもので、各ティムの代表者はこれが為に夜の十二時までも引張られる。なぜ早慶戦をやらないのかと、明治、法政、立教がぶつぶついふ。たうとう［大正］十三年の春になって、此の不平が爆発した。」（『球道半世記』 210頁）
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- ^ 「当時高松商は慶応のコーチを迎え服装も慶応カラー、松山商は早稲田のコーチを受け服装も早稲田のカラーで四国での試合も小さな早慶戦のようなもので、なかなか盛大でした」（山崎明男 『野球てんやわんや』 アマノ印刷、1984年、141頁）
- ^ 高校野球特集｜四国新聞社
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- ^ シリーズにっぽんの高校野球 総集編
- ^ 毎日新聞 横浜版 1995年8月2日付
- ^ 山下誠通「横浜スタジアム物語」1994年、神奈川新聞社 ISBN 4-87645-173-7
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