鎮魂とは? わかりやすく解説

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たま‐しずめ〔‐しづめ〕【魂】

読み方:たましずめ

魂を落ち着かせ鎮めること。ちんこん

鎮魂の祭」の略。


ちん‐こん【鎮魂】

読み方:ちんこん

[名](スル)

死者霊魂慰めしずめること。「戦死者を—する儀式

体内にある霊魂をしずめること。たましずめ


鎮魂

読み方:タマシズメ(tamashizume)

遊離した、また遊離しようとする魂を鎮め肉体つなぎ止める祭儀


鎮魂

読み方たましずめ

霊魂鎮めることです。転じて死者弔うときにも使用される語です。「鎮魂祭」の省略した言いまわしです。「新嘗祭」の前日(陰暦11月の中寅の日)におこなわれ天皇皇后皇太子など皇族の魂を鎮めて御代長久祈ります。もともとは生きたまま身体離れた魂をその身体戻し鎮めることの意味でした。

鎮魂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/13 02:25 UTC 版)

鎮魂(ちんこん、たましずめ)とは、人のを鎮めることである。今日では「鎮魂」の語は、死者の魂()を慰めること、すなわち「慰霊」とほぼ同じ意味で用いられる。しかし、元々「鎮魂」の語は「(み)たましずめ」と読んで、神道において生者の魂を体に鎮める儀式を指すものであった。広義には魂振(たまふり)を含めて鎮魂といい、宮中で行われる鎮魂祭では鎮魂・魂振の二つの儀が行われている。




「鎮魂」の続きの解説一覧

鎮魂(たましずめ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/21 08:57 UTC 版)

リヴィングストン (漫画)」の記事における「鎮魂(たましずめ)」の解説

本人の魂を他人身体死亡した身体)に移す行為。魂を抜き取り身体にそっと落とすように入れる。

※この「鎮魂(たましずめ)」の解説は、「リヴィングストン (漫画)」の解説の一部です。
「鎮魂(たましずめ)」を含む「リヴィングストン (漫画)」の記事については、「リヴィングストン (漫画)」の概要を参照ください。


鎮魂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/17 03:00 UTC 版)

井上内親王」の記事における「鎮魂」の解説

宝亀7年776年)から天災地変がしきりに起こり廃后廃太子怨霊恐れられ、また廃后は竜になったという噂が立った。同8年777年)、光仁天皇遺骨改葬させ、墓を御墓と追称。さらに延暦19年800年)、崇道天皇早良親王)の名誉回復にあわせ、井上内親王皇后追号し、御墓山陵と追称する陵墓奈良県五條市御山町の宇智陵に比定されている。のちに慰霊のために霊安寺廃寺)が建立され更には安寺の隣に内親王祀る御霊神社創祀された。また、京都の上御霊神社奈良市五條市御霊神社など、御霊信仰系の神社祭神となっている例がある。 五條市御霊神社において主祭神として祀られている平安時代後期作られ一木造り女神像井上内親王御霊表しており、「木造御霊大神坐像」として奈良県文化財指定されている。

※この「鎮魂」の解説は、「井上内親王」の解説の一部です。
「鎮魂」を含む「井上内親王」の記事については、「井上内親王」の概要を参照ください。

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