日明貿易とは? わかりやすく解説

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にちみん‐ぼうえき【日明貿易】

読み方:にちみんぼうえき

室町時代日本明国との間で行われた正式の貿易。→勘合貿易


日明貿易

読み方:ニチミンボウエキ(nichiminboueki)

1517世紀日本と明との間で行われた貿易


日明貿易

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 22:06 UTC 版)

日明貿易(にちみんぼうえき)は、室町時代日本(中国)と行った貿易。特に室町幕府大内氏との朝貢貿易は、倭寇や密貿易と区別し正式な遣明使船である事が確認できるよう勘合(勘合符)を使用したことから勘合貿易(かんごうぼうえき)とも呼ばれる。 ただし、勘合はあくまで外交使節に発給された通行証であり、貿易許可証ではないため「勘合貿易」と言う呼称は使用するべきではない、という意見が通説となっている[1]


  1. ^ a b c 橋本雄 著「日明勘合再考」、九州史学研究会 編『境界から見た内と外』岩田書院〈『九州史学』創刊50周年記念論文集 下巻〉、2008年、327-362頁。ISBN 978-4-87294-534-8 
  2. ^ 宮本義己「室町幕府の対明断交と日琉貿易―続添鴻宝秘要抄を通して―」『南島史学』62号、2003年。 
  3. ^ 田中健夫「勘合貿易」『対外関係史辞典』吉川弘文館、2009年。ISBN 978-4-642-01449-6 
  4. ^ 井原今朝男『室町期廷臣社会論』塙書房、2014年、253-255頁。 


「日明貿易」の続きの解説一覧

日明貿易

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 01:53 UTC 版)

寧波の乱」の記事における「日明貿易」の解説

日本室町幕府中国明朝との間で行われた日明貿易(勘合貿易)は、室町初期幕府3代将軍足利義満、明の2代皇帝建文帝の頃に開始され、明が海禁政策行っている事情から足利将軍家幕府将軍が「日本国王」として冊封し、倭寇区別するため勘合符発行して相手承認する朝貢形態行われ十年一朝など制限がされていた。幕府派遣する使節には博多や堺などの有力日本商人随行しその間私的な貿易が行われていた。

※この「日明貿易」の解説は、「寧波の乱」の解説の一部です。
「日明貿易」を含む「寧波の乱」の記事については、「寧波の乱」の概要を参照ください。

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