新計画 – 新エンジン 1970年代とは? わかりやすく解説

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新計画 – 新エンジン 1970年代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/08 06:44 UTC 版)

キマフトマティキ」の記事における「新計画 – 新エンジン 1970年代」の解説

ロシア宇宙産業到達点は総設計者V. Chelomeyによる強力なUR-500打ち上げ機開発だった。打ち上げ機20トンまでの重量物を軌道投入可能だったプロトン打ち上げ機2段目のためにキマフトマティキ酸化剤リッチ二段燃焼サイクル運転されるRD-0208とRD-0209 (主任設計者 V. Kozelkov)を開発した試作エンジンとしてRD-0206が軍用ミサイルUR-200搭載され使用された。この打ち上げ機軌道周回自動ステーションプロトン軌道投入したUR-500は後にプロトン名づけられた。3段式のプロトンはより強力な打ち上げ機2段目にはRD-0208とRD-0209が改良され搭載された。改良されエンジンRD-0210とRD-0211だった。 (主任設計者V. Kozelkov)プロトンによって打ち上げられアルマース宇宙ステーション軌道修正用にキマフトマティキ加圧供給式で(100回までの)複数回の始動が可能で軌道上に(2年まで)待機できるRD-0225(主任設計者 V. Borodin)を開発した。これらの打ち上げ機月探査モジュール火星金星惑星探査機打ち上げにも派生型使用された。長期間軌道上での滞在可能なサリュートミール同様に国際宇宙ステーションザーリャとズヴェズダモジュールの打ち上げにも使用された。これまで300回以上のプロトン打ち上げられた。 技術的に完成の域に到達したエンジンであるRD-0110, RD-0210, RD-0211, RD-0212長寿命である。これらのエンジン40年以上にわたり、異な宇宙機自動ステーション有人宇宙船打ち上げてきた。高エネルギー重量特性単純な運用支援によって同規模のロシア外国エンジンの中で最良位置占める。

※この「新計画 – 新エンジン 1970年代」の解説は、「キマフトマティキ」の解説の一部です。
「新計画 – 新エンジン 1970年代」を含む「キマフトマティキ」の記事については、「キマフトマティキ」の概要を参照ください。

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