数式エディタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/27 00:37 UTC 版)
数式エディタ(すうしきエディタ)は、コンピュータ上で数式を組版して表示するためのソフトである。
- 1 数式エディタとは
- 2 数式エディタの概要
数式エディタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 02:33 UTC 版)
「Microsoft Office ツール」の記事における「数式エディタ」の解説
Design Scienceにより開発された数式エディタでWYSIWYG環境で数式を作成することができ、Microsoft Officeやいくつかの商用アプリケーションに同梱された。 これは、Design ScienceのMathTypeの簡易バージョンであり、有料バージョンへのアップグレードを促すダイアログボックスが表示された 。 スタンドアロンプログラムとして、またはOLE埋め込みオブジェクトとして使用できた。 Word for Windowsバージョン2.0で導入されて以来、その機能セットは大幅に変更されていなかった。 Office 2007以降、数式エディタは数式を作成する既定の方法ではなくなり、古いドキュメントとの互換性のためだけに残されている 。代わりに、再設計された数式ツールが含まれている。これは、OLEオブジェクトではなく、Office プログラムに組み込まれ、リボンから編集できる 。 2018年1月、マイクロソフトは数式エディターの脆弱性に関するセキュリティ更新プログラムを公開し、これにより古い数式エディターは削除されるようになった 。
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数式エディタ(Math)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/27 06:37 UTC 版)
「OpenOffice.org」の記事における「数式エディタ(Math)」の解説
数式エディタ機能。デザインサイエンスのMathTypeのデータのインポート・エクスポートが可能。またMathML 1.01形式で出力できる。 選択ウィンドウから数式を選択することもできるが、コマンドウィンドウでコマンドを入力することもできる。慣れると素早く数式を入力することができ、またLaTeXなどとは異なってコマンド編集中にリアルタイムで結果数式が表示されるという利点もある。 Math単体で複数の数式を作成した場合、画像をその都度挿入していくことで動作が重くなる。このため数学の証明問題などを作成する場合は、Writerに一つ一つの数式をオブジェクトとして組み込むことで、レンダリング処理を式ごとに分割させることができる。 例えば、二次方程式の解の公式は x={-b+-sqrt{b^2-4 ac}}over {2 a} のように記述すると x = − b ± b 2 − 4 a c 2 a {\displaystyle x={\cfrac {-b\pm {\sqrt {b^{2}-4ac}}}{2a}}} のように表現できる。
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数式エディタ
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「Microsoft Word」の記事における「数式エディタ」の解説
Word 2003以前の数式エディタは、他のOfficeアプリケーションと同様にMicrosoft数式エディタ (Microsoft Equation Editor; MEE) を使用する。これはデザインサイエンス社のMathTypeの機能限定版であり、色付けや数式番号機能が使えない。 Word 2007では、マイクロソフト製の新しい数式エディタおよび独自のマークアップ言語 (Office Math Markup Language; OMML) が導入された。これはTeXのような打ち込みで記述が可能で、高度な数式が簡単に記述できるようになったが、日本語版では入力した英字が既定では斜体にならないというバグがある。これは2008年5月現在修正されていない。この新しい数式エディタはWord 2007でのみ使用可能で、PowerPoint/Excel 2007では使えない(画像ファイルになる)。PowerPoint/Excel 2010以降ではWord同等の機能が利用できるようになっている。 Word 2007以降では従来のMEE 3.0のデータを編集することも可能だったが、セキュリティ上の理由から2018年1月に機能削除された。MEE 3.0のデータを表示する機能は依然としてサポートされるが、編集機能削除に伴いMEE 3.0表示用のフォントが削除され、過去に作成したMEE 3.0の数式が表示ができない問題に対して、マイクロソフトは2018年4月に「MT Extra」フォントを無償公開し対応した。
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