敬信白【ケイシンハク】(観賞樹)
登録番号 | 第14016号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | つつじ | |
登録品種の名称及びその読み | 敬信白 よみ:ケイシンハク | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 鑓水敬一 | |
品種登録者の住所 | 山形県山形市大字切畑295番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 鑓水敬一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、山形市内の山中で発見したヤマツツジの変異株から育成されたものであり、花は筒状漏斗形、黄白色のやや小輪で、鉢物向きの品種である。樹姿枝張りは広株立状、樹高は矮性、2年枝の太さは細、色は暗褐、主枝の粗密は密である。春葉全体の形は楕円形、先端の形は鈍頭、葉脚は鋭脚、葉身長は短、最大幅は狭、葉柄長はかなり短、新葉表面の色は緑、春葉表面の色は暗緑、斑入りは無、表面の光沢はやや弱、表面の毛じの色は褐、葉の着生方向は水平である。花の向き姿勢はやや直立、つぼみの形は楕円、花形は筒状漏斗形、花のタイプはシングル、花冠の切れ込みは深い、花冠上半及び下半の形は倒卵形、裂片の先端の形は凹む、重なり合いは浅く重なる、縁の波形状は弱、花の直径はやや小、切開いた最大幅は中、縦幅はやや短である。花色の発現は一色型、絞り模様は無又は極微、底白、白覆輪、縁紅・爪紅及び濃淡模様は無、内側の主色は黄白(JHS カラーチャート2501)、花喉部のブロッチは認識できる、形は小点の集合、色は淡緑黄(同2903)である。雄ずい及び雌ずいの型は花弁化しない、花柱の色は白、柱頭の色は黄、がくの有無は有である。葉の持続性は半落葉、開花期の早晩は中、四季咲性は無である。「ヤマツツジ(白)」と比較して、花冠裂片の先端の形が凹むこと、ブロッチの色が淡緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に山形市内の山中で花色の白い株を発見し、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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